スポーツ

裏番組はラグビーW杯 日本S巨人戦史上初の1桁視聴率も?

6年ぶりに日本シリーズ進出を決めた巨人だが、視聴率には暗雲?(写真:時事通信フォト)

 巨人とソフトバンクが戦う今年の日本シリーズは、10月19日から始まる。巨人は楽天と対戦して敗れた2013年以来6年ぶり、ソフトバンクは3年連続のシリーズ出場となる。球界屈指の戦力を誇るソフトバンクは2位でシーズンを終えたものの、クライマックスシリーズ(以下CS)でリーグ優勝の西武を4タテ。巨人はシーズン終盤から“ミラクル”を起こし続けて勝ち上がってきた阪神を退けた。テレビ局関係者が話す。

「両チームともオフの大型補強で話題になりますが、対戦は2000年以来19年ぶり(当時、ソフトバンクは前身のダイエー)。あの時は、王貞治監督のホークスと長嶋茂雄監督のジャイアンツが戦うON対決として注目を浴びました。20世紀最後の日本シリーズを、球界を引っ張ってきた2人の監督が指揮を執ることで視聴率は1戦目36.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)、巨人が日本一を決めた6戦目は36.4%を叩き出しました。21世紀に入ってから日本シリーズの30%超えは、2002年の巨人対西武の1戦目(30.5%)だけです」(以下同)

 はたして今年のシリーズはどれほどの数字を出せるだろうか。2000年当時と今では、野球中継の視聴率も異なる。

「巨人対阪神のCSの3戦目、勝つか引き分けで巨人の日本シリーズ進出が決まる11日のナイター中継は10.0%でした。試合は同点のまま進み、9回に阪神が勝ち越すという展開から、もう少し伸びるかと思いましたが、ギリギリ2ケタを確保できただけ。5年前の同じカードでは、3戦目10.4%、阪神が4タテで日本シリーズ進出を決めた4戦目は13.3%でした。当時と比べて、視聴率は若干下がっています」

 1990年代までは巨人戦が毎試合ナイター中継され、視聴率20%を安定的に獲っていた。しかし、現在はゴールデン帯に放送されることがあっても、2ケタにはなかなか届いていない。

関連記事

トピックス

2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト