ライフ

又吉直樹の最近面白かった本、ハマっていることは?

もはや売れっ子作家になった芸人・又吉直樹さん(撮影/政川慎治)

 新作長編『人間』(毎日新聞出版)を上梓した又吉直樹(39才)。その素顔に迫るべく、ベーシックな7つの質問をぶつけた。

──最近読んで面白かった本は?

又吉:ブラックマヨネーズ吉田敬さんの『黒いマヨネーズ』。

──新刊が出たら必ず読む作家は?

又吉:中村文則さんと、西加奈子さん。あと、古井由吉さん、町田康さんですかね。

──好きなテレビ・ラジオ番組は?

又吉:『渡辺篤史の建もの探訪』。むちゃくちゃ好きですね。玄関だけでかなり長い時間、お話されるときもあって、すごいテクニックです。もし渡辺篤史さんが自分の家に来たらここでなんて言うかな、って考えたりもします。

──最近気になるニュースは?

又吉:いっぱいありますね。今、「あおり運転」って言いかけたんですけど、なんか嫌やなあ、むちゃくちゃどまんなかで。自分では運転しないですけど、逆に体験したことがないので、自分は絶対にそうならないか、わからない怖さがありますよね。

──最近ハマっていることは?

又吉:毎日、歩いた歩数を確認すること。スマートフォンに万歩計アプリが入っているのを最近知って、それまで1日2000歩だったのが今7000~8000歩まで増えてます。目標は1日1万歩。

──いちばんリラックスする時間は?

又吉:散歩ですかね。夜中、有名人の家を探して歩いてます。でかい家があったら、誰の家やろなって表札を見ます。

【プロフィール】
◆又吉直樹/1980年大阪府生まれ。お笑いコンビ「ピース」として活動中。2015年、『火花』で芥川賞を受賞。ほかの小説に『劇場』、エッセイに『第2図書係補佐』『東京百景』『夜を乗り越える』、俳人・堀本裕樹と『芸人と俳人』、武田砂鉄と『往復書簡 無目的な思索の応答』の共著などがある。

※女性セブン2019年10月31日号

関連記事

トピックス

「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
史上初の女性総理大臣に就任する高市早苗氏(撮影/JMPA)
高市総裁取材前「支持率下げてやる」発言騒動 報道現場からは「背筋がゾッとした」「ネット配信中だと周囲に配慮できなかったのか」日テレ対応への不満も
NEWSポストセブン
沖縄県那覇市の「未成年バー」で
《震える手に泳ぐ視線…未成年衝撃画像》ゾンビタバコ、大麻、コカインが蔓延する「未成年バー」の実態とは 少年は「あれはヤバい。吸ったら終わり」と証言
NEWSポストセブン
米ルイジアナ州で12歳の少年がワニに襲われ死亡した事件が起きた(Facebook /ワニの写真はサンプルです)
《米・12歳少年がワニに襲われ死亡》発見時に「ワニが少年を隠そうとしていた」…背景には4児ママによる“悪辣な虐待”「生後3か月に暴行して脳に損傷」「新生児からコカイン反応」
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
バイプレーヤーとして存在感を増している俳優・黒田大輔さん
《⼥⼦レスラー役の⼥優さんを泣かせてしまった…》バイプレーヤー・黒田大輔に出演依頼が絶えない理由、明かした俳優人生で「一番悩んだ役」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン
“1日で100人と関係を持つ”動画で物議を醸したイギリス出身の女性インフルエンサー、リリー・フィリップス(インスタグラムより)
《“1日で100人と関係を持つ”で物議》イギリス・金髪ロングの美人インフルエンサー(24)を襲った危険なトラブル 父親は「育て方を間違えたんじゃ…」と後悔
NEWSポストセブン
「父と母はとても仲が良かったんです」と話す祐子さん。写真は元気な頃の両親
《母親がマルチ商法に3000万》娘が借金525万円を立て替えても解けなかった“洗脳”の恐ろしさ、母は「アンタはバカだ、早死にするよ」と言い放った
NEWSポストセブン
来日中国人のなかには「違法買春」に興じる動きも(イメージ)
《中国人観光客による“違法買春”の実態》民泊で派遣型サービスを受ける事例多数 中国人専用店在籍女性は「チップの気前が良い。これからも続けたい」
週刊ポスト
自宅への家宅捜索が報じられた米倉(時事通信)
米倉涼子“ガサ入れ報道”の背景に「麻薬取締部の長く続く捜査」 社会部記者は「米倉さんはマトリからの調べに誠実に対応している」
米・フロリダ州で元看護師の女による血の繋がっていない息子に対する性的虐待事件が起きた(Facebookより)
「15歳の連れ子」を誘惑して性交した米国の元看護師の女の犯行 「ホラー映画を見ながら大麻成分を吸引して…」夫が帰宅時に見た最悪の光景とは《フルメイク&黒タートルで出廷》
NEWSポストセブン