「一昔前、元日テレの柴田倫世アナが露骨にボディラインが強調されたニットを着て、意図せず“ロケット乳”と注目されたことがありました。しかし、最近では元TBSの宇垣美里アナが平然と豊かなバストを強調する服を着ていましたし、同じTBSの古谷有美アナはファッションについてのエッセイ本を発売しました。女子アナもタレントと同様に自身の見せ方をマネジメントしているのでしょう」(同前)
こうした考え方の変化は一般女性の間にも起こっている。下着メーカーのトリンプが1855人に調査した最新アンケートでは、自身のバストサイズを「Cカップ以上」と答えた人が8割を超え、10年前の調査を大幅に上回ったという。「寄せて上げるブラ」などで、胸をより大きく見せる“隠れ巨乳願望”の表われと言えるだろう。
◆取材・文/河合桃子
※週刊ポスト2019年11月22日号