スポーツ

女子ゴルフ「プラチナ世代」など黄金世代以外の注目選手

1か月で2勝を上げた柏原明日架

 女子プロゴルフ界は群雄割拠の時代となっている。その中心にいるのが1998年度生まれの「黄金世代」だ。アマチュアでツアー優勝した勝みなみや畑岡奈紗をはじめ、渋野日向子、新垣比菜、大里桃子、小祝さくら、原英莉花たちがプロ1年目から結果を出した。

 この前後の世代にも強い選手がたくさんいる。例えば2学年下の2000年生まれは「プラチナ世代」と呼ばれ、アマチュアで優勝した古江彩佳やアマ最長タイのツアー10戦連続予選通過記録を持つ安田祐香、ツアーでのローアマ常連組の吉田優利、西村優菜が揃って今年のプロテストに合格。来年はプロとして戦うことになる。

 この2つの世代に挟まれた「はざま世代」にも、賞金シードに名を連ねる稲見萌寧がいる。「黄金世代」の1学年上には、松田鈴英、永井花奈。さらに1学年上には森田遥、三ヶ島かな、岡山絵里。さらに1学年上には今季2勝を挙げた柏原明日架がいる。黄金世代を中心に強豪がひしめいているのだ。

 高い技術を持つだけでなく、その明るさと美しさでも人気を集める彼女たち。「世代間抗争」はますます激化しそうだ。プラチナ世代、はざま世代から、実力だけでなく美貌も一級品な強くて可愛いツヨカワゴルファーたちを紹介しよう。

●柏原明日架(23)

「今年うまくいったことは、勝ったことだけですね。もちろん予選落ちが少なくなって底上げはできているとは思いますが、優勝に向かって突き進む力がまだまだ足りないと反省しています。ショートゲームが得意なので、ショット力を高めて、常に優勝争いに絡みたいですね」

 自分に厳しいことで知られる身長171センチのスレンダー美女。今年はツアー2勝を挙げたキャリアハイのシーズン。「賞金ランキングを年々上げていきたい」と締めくくった。

【かしわばら・あすか】1996年1月30日、宮崎県出身。7歳からゴルフを始め、高1でJGAのナショナルチームに選抜。2014年のプロテストに1発合格し、翌年に初シードを獲得している。プロ6年目で初優勝すると、1か月後に2勝目を挙げた。賞金ランキング10位。(富士通所属)

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン