●稲見萌寧(20)
7月の「センチュリー21レディス」でツアー初優勝。史上15人目の10代での覇者となった。プロテストでは最終日18番でバーディを奪って最下位合格。QT103位ながら序盤から何度もトップ10に入り、後半はリランキング4位となって初優勝に繋げた。
「プロテストの1打はメチャ痺れました。あれを経験したら何でも大丈夫だと思う。追い込まれた方が力を出せるタイプですから(苦笑)。初優勝と初シードを決めたことについては、自分を褒めてやりたいですね。来年の目標は国内メジャー優勝かな」
【いなみ・もね】1999年7月29日、東京・豊島区出身。10歳でゴルフを始め、荒川河川敷の「新東京都民ゴルフ場」でボールを打った。日本ウェルネススポーツ大在学中。賞金ランキング12位。パーオン率とサンドセーブ率1位。(都築電気所属)
●安田祐香(18)
「海外のメジャーなどに出場して経験を積んだことが自信に繋がりましたね。その反面、世界のトッププロとの差も感じました。小技の引き出しが多く、パターを芯で打つ技術は凄いと思いました。世界で戦える技術を1つでも多く身につけたいです」
来年はプロとしてフェアウエーに立つが、水面下ではマネージメント&スポンサーの争奪戦が始まっている。
【やすだ・ゆうか】2000年12月24日、兵庫県出身。7歳でゴルフを始め、高2で日本女子アマに優勝。2018年はレギュラーツアーに12試合出場し、10試合連続予選通過のアマ最多記録に並ぶ。今年4月のオーガスタナショナル女子アマでは3位。今年のプロテストに合格した。大手前大学1年生。