──お母さんとはどんなやりとりがあった?
「あなたの将来のために用意した。お金を返したいという気持ちだけで十分だから返さなくていいよ」と言われました。
──どう思った?
仕事について500万円貯金してもっとお金を増やして返して、お父さんお母さんを楽にしてあげたい。
──保釈中はどうすごした?
介護職員初任者研修という研修を受けていました。将来、誰かの役に立ちたい。母のようになりたいと思って受けました。母は介護福祉士をしています。立派な人で、そういうふうになりたいと。
──それは資格なのですか?
ヘルパー2級と同じ程度の資格で、ホームなどで働けるようになる。○○アカデミーに通っていました。
──頻度は?
週に3日程度で、1回6時間ほど。講義はすごく楽しかった。新しいことをたくさん知れてすごく勉強になりました。今後実務者研修を受けて、ゆくゆくは介護福祉士になるよう勉強したい。
──資格はとれたのですか?
はい。
──実務経験が必要ということですが、就職はどうするのですか?
ハローワークで仕事を見つけて働きたいと思います。
──社会に出ると、事件のことを知っている人がいると思うがどう対応するつもりか?
とくに対応は考えてません。私が犯してしまった罪なので。
──聞き流す?
聞き流すというよりも、かみしめて、努力して罪を償っていく。
──耐えられますか?
耐えます。
関連記事
トピックス

【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン

愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い
女性セブン

《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン

《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン

《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン

干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン

《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン

「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン

「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン

「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン

《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン

【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン