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2019.12.22 16:00  週刊ポスト

ヘアヌード論争の時代 良識を盾に批判する大新聞に反論も

元木:ところが、好事魔多しと言うのか、ブームになると、朝日新聞を始めとする大新聞が「良識」を楯にヘアヌード批判をやり始めた。朝日はしょっちゅう私のところに取材に来て「なんであんなものを」と批判しましたね。大新聞が性表現の自由のために戦ってきたことなんか一度もないじゃないか、と反論してやりましたよ。でも、いろんな大物が脱いじゃったし、出版点数としても飽和状態になったしで、次第にブームが終息に向かっていった。

鈴木:1997年に出た菅野美穂『NUDITY』が80万部、1998年に出た葉月里緒菜『RIONA』が40万部売れたそうですが、1990年代半ばまでに比べると、やはり勢いは衰えていきましたね。

石川:『トゥナイト2』でもだんだん取り上げなくなりました。

元木:その後インパクトがあったのは、50歳になった松坂慶子の『さくら伝説』(2002年)ですかね。映画で脱いだことはあっても、写真集で脱ぐのは初めてだったし、ヘアヌードあり、緊縛ヌードありで、原作・監修が作家のなかにし礼さんという話題性もありました。

石川:最近は何かあるんですか。

元木:私が何年も前から評価しているカメラマンが、西田幸樹さんです。週刊ポストで「なをん。」というシリーズを撮っている人で、どこの誰だかわからない女性をモデルにしている。有名女優や人気タレントをモデルにするのとは違うやり方ですけれど、綺麗で、しかもいやらしく撮れる珍しいカメラマンなんです。なかでも私が気に入っているのがYURIというモデルで、2013年に出た『YURI 愛のアルバム』がとてもいい出来です。

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