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2020.01.06 07:00  週刊ポスト

測量学の権威が警鐘 「東日本大震災の直前と同じ兆候出現」

【2】首都圏・東海警戒ゾーン

 村井氏は首都圏にも警戒を促した。伊豆諸島や伊豆半島に異常変動が集中しているからだ。

「10月以降、伊豆諸島と小笠原諸島は異常な変動を繰り返し、不安定な状態です。特に隆起・沈降では、隆起傾向の三宅島と沈降傾向の神津島は約30km程度と近距離ですが、年末の両島の高低差は6cmを超えており、“危険水域”と言えます」

【3】九州南部・南西諸島警戒ゾーン

 九州南部も鹿児島県の電子基準点「垂水」の8.3cmを中心に異常変動が集中している。

「年末は鹿児島県の大隅半島と宮崎県南部で、地震発生前に見られることが多い大きな沈降が見られた。九州南部ではこの1年間、水平方向の動きでも大きな変動があった。2016年の熊本地震の余震ではなく、新たな地震が発生する可能性があります」

【4】北陸・信越警戒ゾーン

 長野県の「白馬」で9.5cm、福井県の「大野」で7cmの異常変動があった。

「長期的な隆起・沈降では、年末に福井県の『和泉』や『福井池田』、石川県の『白峰』が大きく沈降しており、ここも注意が必要です」

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