「立ったまま上半身の力を抜いて、だらりと下げた両手をブラブラさせます。同時にお腹に力を入れて、その場でジョギングをするように足踏みを繰り返すと、一酸化窒素の分泌を促します。30秒1セットを1日3セット行ないましょう」
入浴前にこのゾンビ体操を行なうと、血行促進の相乗効果が期待できるという。さらに簡単にできるのが「1分間正座」だ。
「正座をすると足が体重で圧迫されて、下半身の血流が停滞します。1分間ほど正座をしてから足を伸ばすと、解放された血流が血管内皮を刺激して、一酸化窒素が分泌されます。足が軽くジンジンするまで正座を続けることがコツです」
食生活や生活習慣に気をつけて、今年は血管年齢のアンチエイジングを目指したい。
※週刊ポスト2020年1月17・24日号