女性セブン(2012年8月23・30日号)に掲載された記事

 そうか、もう頑張らなくていいんだ──そう思っていただけたら本望、との思いで著したという著書『脇役思考のほうがうまくいく』から、その一部を紹介しよう。

◇幸せを運ぶ第一歩はキャラ設定

 嫌みのないキャラクターになるとまわりと強調できる/気になる存在感を漂わせると安心と信頼を抱かれる/奇抜なエピソードを持つと心を開いてもらえる/成功にとらわれない人になると夢を実現する可能性が広がる

◇次にみきわめるのは人間関係

 先頭集団との付き合い方/つねに自分にツッコミを入れる/自分だけの武器は何かを探ってみる/ビジネスシーンでいちばんおいしいのはコバンザメになること/脇役ならではの苦手な人との付き合い方/脇役は無理な要求をこうかわす/師匠の探し方、選び方

◇時間をうまく使いこなせばもっとすごい脇役に!

 オンとオフの分け方/時間の手綱の握り方/面倒な人を上手にフェードアウトする方法/タイマーを使おう!/個人よりチーム優先/効率よりも効果

◇やっぱりシゴトでも成功したいなら…

 見つけた自分だけの武器を磨く方法/目標達成を約束する「1年逆算シート」/自分のよりも人の課題を解決する/運と不運のはなし/猫はうまくかぶる/ポテンシャルとモチベーション

◇もちろん家庭も! プライベートを好転させる

 家族とのちょうどいい距離感って?/お金についての考え方/お金の使い方は「消費3・投資4・浪費3」/学びはアウトプットしよう/スリムでスマートになれる理由/休日の過ごし方

「脇役思考は、地味でも逃げでもありません。明るく楽しく生きていくうえで、欠かせない大切なノウハウ。これが礎にあったから、私は実業家だけでなく、ビジネス書作家としても活躍できているのです」

【PROFILE】
臼井由妃(うすい・ゆき)/経営コンサルタント。1958年、東京生まれ。33歳のとき、通っていた病院で健康関連会社を営む28歳年上の男性と出会い、結婚。しかし3か月目に夫に病気が見つかり、跡を継ぐ形でその会社の経営者となる。それまで会社勤めの経験ほぼゼロ、アルバイトは3か月続いたことがなかった。しかもフタを開けたら会社は3億円の負債を抱え倒産寸前。思いきって男性向けED対策商品を考案したところ大ヒット。翌年には黒字化。その経歴がさまざまなメディアに紹介され、日本テレビ系『マネーの虎』にも出演。また社長業のかたわら興味をもった分野についてとことん勉強して、宅地建物取引士、行政書士、栄養士などの資格を短期間で取得。その時間の使い方や仕事術、勉強術にも注目が集まり、講演家、ビジネス書作家としても活躍。著書は『やりたいことを全部やる! 時間術』(日経ビジネス人文庫)、『短い時間で面白いほど結果が出る! 他人の頭を借りる超仕事術』(青春文庫)など40冊以上、累計発行部数は150万部を突破。臼井由妃公式サイトhttps://www.usuiyuki.com/

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