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広島の開幕ショートは田中広輔か小園海斗か 達川氏の分析

昨季は怪我に苦しんだ田中広輔(時事通信フォト)

 2016年から3年続いたプロ野球セ・リーグ優勝を2019年に逃した広島カープは、佐々岡真司新監督のもと、2020年こそはセ・リーグV奪回と、1984年以来となる日本一を目指す。新シーズンへ向けてのポジション争いも勢い、激しくなっている。広島の元監督である達川光男氏は田中広輔(30)と高卒2年目の小園海斗(19)のどちらがショートの開幕スタメンに名を連ねるかに注目している。

「佐々岡監督は田中の安定性を取るのか、小園の勢いや将来性を取るのか。開幕にどちらがくるかで、目指すチームが見えてくる。

 昨季は田中の調子が悪く、8月にヒザの手術もしたことで、小園は58試合に出場できた。だけど、今季の田中は万全だからね。選手会長就任も奮起材料になっている。

 今の小園の姿と重なるのが1990年に入団した前田智徳。2年目(1991年)に1番センターで開幕スタメン出場し、先頭打者本塁打を打った。レギュラーに定着してほぼフル出場し、チームもリーグ優勝した。小園が開幕スタメンに名を連ねるようなら、チーム力は相当に上がっている」

 天才打者は誕生するか。

※週刊ポスト2020年2月14日号

小園にも期待

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