安倍首相の政敵、石破茂・元幹事長も意気軒昂になってきた。政権の不祥事対応を「国民に対する説明責任が恐ろしく欠けている」とラジオ番組で批判し、憲法改正に必要な国民投票法改正案をめぐっては、「金持ちの政党がばんばんCMを流せば勝っちゃう。金のある方が勝つ憲法改正はおかしい」と講演で野党の主張に同調してみせた。
「石破氏は菅さんが官房長官を辞任すれば、安倍政権は長くないと読んでいる。勝負のときが近づいていると張り切りだした」(石破派議員)
こちらは大乱を待っている。
※週刊ポスト2020年2月14日号