東出昌大との不倫でも唐田えりかの”匂わせ”が注目された(写真/時事通信社)
「実家暮らしで、仕事は週3回、夜にアルバイトをするくらいなので、昼間は基本的にずっと鬼女板に書き込んでいます。特定の方法は、とにかく対象のいる場所をリサーチすること。殺人事件が起こった時、犯人が逮捕されて家宅捜査に入る時、加害者の家の映像がテレビで流されますよね。そういった情報に加えてフェイスブックやインスタグラムで加害者の情報を探して、場所がわかればそこまで行って写真を撮り、投稿します。それをもとにほかの鬼女が加害者を特定してくれることもあります」
実は彼女は、都内の有名私立大学を卒業している高学歴の女性だ。ほかの鬼女たちも、時には加害者の家まで自腹を切って行けるくらいの、時間やお金に比較的余裕がある人が多いという。
彼女に鬼女になったきっかけを尋ねると、一瞬言いよどんでから「大学時代につきあっていた恋人に二股をかけられたこと」と口を開いた。
「卒業後は結婚しようとまで言っていた彼が、私と同じサークルの後輩ともつきあっていて、三角関係の修羅場に発展した挙げ句、彼は後輩を選んだんです。それから2人の顔を見るのがいやでサークルには行けなくなってしまい、学生生活もめちゃくちゃです。
見返してやりたい、と就活もがんばったけれどうまくいかなかった。うつになって休んでいたこともあります。だけど、相手の女は楽しそうにヘラヘラ笑って、希望の企業に就職してしまった。しかも“彼は私の方を選んだんだから、仕方がないですよね”と私に言い放ったんです。
人の気持ちをなんだと思っているんだろうって思う。人を好きになる気持ちをそんなに軽く思わないでほしい。だから、不倫や浮気をしている人は許さない。私みたいに傷つく人を出したくないから、不倫や浮気をしている人を、悲しんでいる人の代わりに怒ってあげているんです」
※女性セブン2020年2月27日号