芸能

テレビの「お天気お姉さん」、求められる人材像の変遷

『バゲット』に出演中の宮崎由衣子

 季節によって気候に変化がある日本において、情報番組のお天気コーナーは欠かせない存在だ。その情報を伝える「お天気お姉さん」は1990年代から台頭した。女子アナウオッチャーの丸山大次郎氏が歴史を振り返る。

「お天気お姉さんの担い手はほとんどがタレントやそれに近い女子大生でした。きっかけは現役上智大生の久保恵子がフジテレビ『FNNおはよう! サンライズ』に出演し、爆発的人気になったことです。その後継番組『めざましテレビ』の角田華子や吉田恵、高樹千佳子といった後にMCとしても活躍するようなタレントが続き、“清楚で癒やし系”という独自のタレント像が生まれた」

 ブームの真っ只中にいた彼女たちは気象予報士の資格を持たない者がほとんどだった。多くの民放番組は “裏方”の気象予報士に原稿制作を依頼し、お天気お姉さんには番組の“顔”としての爽やかさやタレント性を期待していたといえる。

 それもそのはず、気象予報士の受験者は毎年3000人弱で合格者は約150人、合格率「5%」という狭き門で、候補者がいなかったのだ。近年少しずつ増加したことで、「有資格者」の需要が高まっているという。多数のキャスターが在籍する気象予報会社「ウェザーマップ」の広報担当者が語る。

「ここ数年、キー局・地方局を問わずお話を数多くいただくようになりました。放送直前に天気が変わった際の対応力や、異常気象の際に実践的な動きができる人材がこれまで以上に求められているようです」

関連記事

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
殺人容疑にかけられている齋藤純容疑者。新たにわかった”猟奇的”犯行動機とは──(写真右:時事通信フォト)
〈何となくみんなに会うのが嫌だった〉頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の知られざる素顔と“おじいちゃんっ子だった”容疑者の祖父へ直撃取材「ああ、そのことですか……」
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
新キャストとして登場して存在感を放つ妻夫木聡(時事通信フォト)
『あんぱん』で朝ドラ初出演・妻夫木聡は今田美桜の“兄貴分” 宝くじCMから始まった絆、プライベートで食事も
週刊ポスト
不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン