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森永卓郎氏、不倫芸能人に「『ドラえもん』を読んでいれば…」

てんとう虫コミックス「ドラえもん」第25巻より

 1970年1月に産声を上げた国民的キャラクター、ドラえもん。未来から来たネコ型ロボット・ドラえもんの50周年を記念して、各界の“ドラえもん好き”著名人に、22世紀に伝えたい言葉、場面を聞いた。経済アナリストの森永卓郎氏は、てんとう虫コミックス『ドラえもん』第25巻「のび太の結婚前夜」を選んだ。

 * * *
『ドラえもん』はSFコメディというだけでなく、寓話の側面を強く持っていると私は考えています。『ドラえもん』からさまざまな人生の教訓を学ぶことができるのです。

 中でも最高のシーンは、「のび太の結婚前夜」というお話です。のび太との結婚式の前夜、のび太と本当に結婚してよいのか、しずかちゃんは不安になり、お父さんに相談します。そこで、お父さんがしずかちゃんにこう告げるのです。

「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとって、だいじなことなんだからね」

 最近、イケメン芸能人が結婚したあと、そのイケメンが不倫をして妻が不幸のどん底に落ちる事件が相次いでいますが、『ドラえもん』を読んでいれば、そんな不幸にならなかったんじゃないかと私は思います。

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