芸能

水卜麻美アナ「食いしん坊キャラ」が視聴者から愛される理由

「庶民派女子アナ」という新ジャンルを確立(時事通信フォト)

「ごはん食べたい。」という8文字が大きな反響を巻き起こした。日本テレビの水卜麻美アナウンサーが、今年2月に自身のTwitterアカウントを開設したのだ。2ツイート目は「ごはん食べた。」だった。
 
 アイコンは肉と米のストライプ。ヘッダーはウニとイクラのコラボレーション(*注)。食に対する興味関心を前面に押し出したTwitterアカウントは、“ミトちゃん”として親しまれてきた彼女の魅力を大いに物語っている。

【*注/Twitterの「アイコン」は、アカウント名とともに表示されるプロフィール画像。同「ヘッダー」はTwitterのプロフィールページ上部に表示される画像】

 慶応義塾大学文学部を卒業後、2010年にアナウンサーとして日本テレビに入社。就職活動では複数の民放他社も受けたものの入社試験を突破できなかったという。だがアナウンサーとしての資質は十分に備わっていた。

 翌2011年3月に『NNNニュースサンデー』に出演し、地上波で初めてニュース番組を担当。同月にスタートしたお昼の情報バラエティ番組『ヒルナンデス!』ではレギュラー出演を果たすこととなった。

 毎日のようにお茶の間に登場するようになった彼女は、あふれる笑顔と気取らないおおらかな性格、そして料理をとにかく美味しそうに食べる“食いしん坊キャラ”で、またたく間に人気を獲得していった。親近感がありながらアナウンサーとしての実力も高く、それがまた人気に拍車をかけていった。

 落ち着いた雰囲気の正統派アナウンサーでもアイドル化した女子アナでもない彼女の存在は、“庶民派女子アナ”という新たなジャンルを確立したと各所で言われている。ORICON NEWSによる「好きな女性アナウンサーランキング」では、2013年から2017年にかけて5年連続で1位を獲得。元フジテレビの高島彩アナに続き、史上2人目の殿堂入りとなる快挙を成し遂げた。

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
立花孝志容疑者(左)と斎藤元彦・兵庫県知事(写真/共同通信社)
【N党党首・立花孝志容疑者が逮捕】斎藤元彦・兵庫県知事“2馬力選挙”の責任の行方は? PR会社は嫌疑不十分で不起訴 「県議会が追及に動くのは難しい」の見方も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン