そんな水卜アナの魅力について、女性ファッション誌『Oggi』(2015年2月号)が詳しく分析する企画を組んだことがある。それによると彼女は「笑顔」「大食い」「ぽっちゃり」「仕事がデキる」「野心家」「賢い人間関係」という6つのポイントで視聴者から支持を得ているようだ。このうち注目すべき点はやはり「大食い」だろう。
そのことを裏づけるように、彼女は日テレ公式ホームページのプロフィール欄で趣味・特技として「おいしいもの(特に焼肉)のお店を探して、ブックマークに追加すること」を挙げているほか、自身の取り柄として「どんなにたくさん食べてもすぐにお腹がすきます」と記している。
ところでしかし、なぜ食いしん坊だと人気が出るのだろうか。このことを探るべく、元メガバンク銀行員で現在はモテコンサルタントとして活躍する勝倉千尋氏に話を訊いたところ、第一声から「食いしん坊な女性はモテやすい」と明言してくれた。彼女はその理由を次のように述べる。
「男性は、自分が女性を満足させられているか、いつも気にしがちです。満足してもらえれば、達成感を得て自信を持ちますが、そうでなければ、ダメ出しされたような気がして落ち込でしまう。いずれ相手が男性のストレス源となり、遠ざけるようになるでしょう」
男女が逆のパターンもあるだろうが、いずれにしても、勝倉氏によれば「美味しそうに食べること」は大きなモテ要素なのだという。「食いしん坊は、男性に気軽に自信を与えられる存在です」と彼女は続ける。
「食いしん坊は、それはもう幸せそうな顔をして、食べ物を頬張ります。もりもりとメシを食らい、美味しいねと満面の笑みを浮かべます。その姿を見るたびに、男性は喜びと達成感を感じることができ、心が満たされます。デートと言えば食事をする機会が多いと思いますが、食いしん坊の女性は、その度に男性に自信を与えられるので、自然と手放せない存在になるのです」(勝倉氏)