ライフ

コロナ感染が怖い人へ、病院に行かずに薬をもらう方法はある

外出を控えるムードは高まる

 7都府県に緊急事態宣言が発令され、日本中で「外出は控える」というムードが高まっている。

 困るのは「薬」をどうするかだ。処方薬をもらうためだけに病院に行くのは院内感染のリスクが怖いが、普段から服用している薬を急にやめるのもリスクがある。知っておくべき「病院に行かずに薬をもらう方法」を調査した。

 まず検討したいのが「電話」で処方薬をもらう方法だ。厚生労働省は2月29日、かかりつけの医療機関で電話による診療のみで持病の治療薬を処方することを認めると通知を出した。

 これまでは、常用する薬をもらうためだけに病院に行き、何時間も待たされることがしばしばあった。院内感染リスクが高まる中で、この変更は朗報だ。ナビタスクリニック川崎の谷本哲也医師(内科医)が語る。

「通院による感染リスクを減らすため、高血圧や糖尿病といった慢性的な持病の薬を中心に電話での処方が認められることになりました。

 これまで薬をもらっていたかかりつけ医がいる医療機関に相談し、電話での処方箋発行が可能かどうかを確認しましょう。対応できる病院なら、電話口で診察券の番号や名前などを伝え、電話診察の日時を相談する。一部の医療機関では、病院ホームページの専用フォームで電話診療の予約を受け付けています」

 予約した日時になると、登録した番号にかかりつけ医から電話がかかってくる。通常の通院時と同じように「体の調子はどうですか」「症状に異変はありませんか」といった問診がなされ、担当医師が薬の用量や種類の変更が必要か否かを判断してくれる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
渡邊渚さんの最新インタビュー
渡邊渚さんが綴る「PTSDになった後に気づいたワーク・ライフ・バランスの大切さ」「トップの人間が価値観を他者に押しつけないで…」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
ルーヴル美術館での世紀の強奪事件は瞬く間に世界を駆け巡った(Facebook、HPより)
《顔を隠した窃盗団4人組》ルーブル美術館から総額155億円を盗んだ“緊迫の4分間”と路上に転がっていた“1354個のダイヤ輝く王冠”、地元紙は「アルセーヌ・ルパンに触発されたのだろう」
NEWSポストセブン
活動休止状態が続いている米倉涼子
《自己肯定感が低いタイプ》米倉涼子、周囲が案じていた“イメージと異なる素顔”…「自分を追い込みすぎてしまう」
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
“ムッシュ”こと坂井宏行さんにインタビュー(時事通信フォト)
《僕が店を辞めたいわけじゃない》『料理の鉄人』フレンチの坂井宏行が明かした人気レストラン「ラ・ロシェル南青山」の閉店理由、12月末に26年の歴史に幕
NEWSポストセブン
森下千里衆院議員(共同通信社)
《四つん這いで腰を反らす女豹ポーズに定評》元グラドル・森下千里氏「政治家になりたいなんて聞いたことがない」実親も驚いた大胆転身エピソード【初の政務三役就任】
NEWSポストセブン
ナイフで切りつけられて亡くなったウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(Instagramより)
《19年ぶりに“死刑復活”の兆し》「突然ナイフを取り出し、背後から喉元を複数回刺した」米・戦火から逃れたウクライナ女性(23)刺殺事件、トランプ大統領が極刑求める
NEWSポストセブン
『酒のツマミになる話』に出演する大悟(時事通信フォト)
『酒のツマミになる話』が急遽差し替え、千鳥・大悟の“ハロウィンコスプレ”にフジ幹部が「局の事情を鑑みて…」《放送直前に混乱》
NEWSポストセブン
『週刊文春』によって密会が報じられた、バレーボール男子日本代表・高橋藍と人気セクシー女優・河北彩伽(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
「近いところから話が漏れたんじゃ…」バレー男子・高橋藍「本命交際」報道で本人が気にする“ほかの女性”との密会写真
NEWSポストセブン