ライフ

子供を東大進学トップ高に合格させた「みきママ」、5つの助言

トップ高校に進学させたみきママ(写真提供/本人)

 発売したレシピ本は累計200万部、日々のご飯をアップするブログ『藤原家の毎日ごはん』は1日平均180万アクセスという超人気のカリスマブロガーで料理研究家のみきママこと藤原美樹さん(40才)。

 3人の子供を抱える節約レシピが主婦たちから大きな支持を受けているが、子供たちの勉強法にも特別レシピがあったようだ。特技は料理と言う彼女だが、息子2人はこの春、超難関校に進学。長男は公立中学校から、東大合格者がトップ常連の超難関高校に合格。中学受験にチャレンジしていた次男も超難関中学に合格した。

 長男が塾に通い始めたのは中学2年生から。学校の成績はよかったが、塾に入った当初の偏差値は50台。最終的には70台を超える成績になった。みきママは勉強法については一切を長男に任せていたという。

◆30分単位のタイムスケジュール

 長男は1日1時間はお笑い番組も見るなど趣味の時間もしっかり確保していた。効率的に時間を使えるようになったのは、「30分刻みのタイムスケジュール」を作成するようになったからだという。みきママに代わって長男自らが秘訣を教えてくれた。

「最初はやみくもに勉強していたけど成績が伸びなかった。そこで、効率よくするため30分刻みで計画を立てて勉強するようになりました。時間単位で区切ると間延びしちゃうんです。試行錯誤して、1時間よりも30分計って勉強をした方が効率が上がりました。模試のときは1か月半前から試験日に合わせて、1日ごとと長期のタイムスケジュールの2通りを準備。計画があると効率が上がるし、自分へのプレッシャーにもなってよかったです」

 長男の勉強法を見て、次男も変わっていったという。

「次男はなかなか勉強に身が入らなかったのですが、長男の方法を取り入れてから効率がよくなりました。夫がタイマーをセットして、50分で問題を解かせるという勉強法をさせていました。集中しているかチェックして、終わったらすぐにマルつけして学びのリズムを身につけるよう心がけていました」(みきママ・以下同)

 ちなみに次男はリビングでの勉強を習慣にしていた。

「勉強していてもすぐに別のことをするのでリビングで勉強させました。ボーッとして自分の世界に入るたびに私が『こら!』と声をかけると、ハッとなっていた(笑い)」

◆スマホは持たない

 どの家庭でも悩ましいスマホを持たせるタイミング。みきママが悩む前から長男の申し出があったという。

「うちの場合、長男が自分から『携帯電話は持たない!』と不携帯ルールを申し出たんです。長男の周りにスマホでゲームばかりしている友達がいたらしく、スマホやゲームのない環境で勉強しなければと思ったようです。中学生では持たせないことにしました。今回高校生になるので初めてスマホを買ったんです」

関連キーワード

関連記事

トピックス

中村雅俊が松田優作との思い出などを振り返る(撮影/塩原 洋)
《中村雅俊が語る“俺たちの時代”》松田優作との共演を振り返る「よく説教され、ライブに来ては『おまえ歌をやめろよ』と言われた」
週刊ポスト
レフェリー時代の笹崎さん(共同通信社)
《人喰いグマの襲撃》犠牲となった元プロレスレフェリーの無念 襲ったクマの胃袋には「植物性のものはひとつもなく、人間を食べていたことが確認された」  
女性セブン
大谷と真美子夫人の出勤ルーティンとは
《真美子さんとの出勤ルーティン》大谷翔平が「10万円前後のセレブ向けベビーカー」を押して球場入りする理由【愛娘とともにリラックス】
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(秋田県上小阿仁村の住居で発見されたクマのおぞましい足跡「全自動さじなげ委員会」提供/PIXTA)
「飼い犬もズタズタに」「車に爪あとがベタベタと…」空腹グマがまたも殺人、遺体から浮かび上がった“激しい殺意”と数日前の“事故の前兆”《岩手県・クマ被害》
NEWSポストセブン
「秋の園遊会」でペールブルーを選ばれた皇后雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《洋装スタイルで魅せた》皇后雅子さま、秋の園遊会でペールブルーのセットアップをお召しに 寒色でもくすみカラーで秋らしさを感じさせるコーデ
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)。千葉のビジネス専門学校へ入学しようと考えていたという
「『彼女がめっちゃ泣いていた』と相談を…」“背が低くておとなしい”浅香真美容疑者(32)と“ハンサムな弟”バダルさん(21)の「破局トラブル」とは《刺されたネパール人の兄が証言》
チャリティーバザーを訪問された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《4年会えていない姉への思いも?》佳子さま、8年前に小室眞子さんが着用した“お下がり”ワンピで登場 民族衣装のようなデザインにパールをプラスしてエレガントに
NEWSポストセブン
約2時間30分のインタビューで語り尽くした西岡さん
フジテレビ倍率2500倍、マンション購入6.2億円…異色の経歴を持つ元アナ西岡孝洋が明かす「フジテレビの看板を下ろしたかった」本当のワケ
NEWSポストセブン
佳子さまの“着帽なし”の装いが物議を醸している(写真/共同通信社)
「マナーとして大丈夫なのか」と心配の声も…佳子さま“脱帽ファッション”に込められた「姉の眞子さんから受け継ぐ」日本の伝統文化への思い
週刊ポスト
医師がおすすめ!ウイルスなどの感染症対策に大切なこととは…?(写真はイメージです)
感染予防の新常識は「のどを制するものが冬を制する」 風邪の季節に注意すべき“のど乾燥スパイラル”とは?
NEWSポストセブン
真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン
クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン