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スマホやテレビは情報過多、高齢者の脳の働きを促すのはラジオ

「脳の働きをサポートするように、意識的に想像しながら聴くといいですね。パーソナリティーの顔や表情、人となりをイメージする。その人の写真を見るなど、よりリアルに。投稿など番組に積極的に参加するのもいいですね。また、番組で聴いた情報を書き留めるようにすると、聴く力がより鍛えられます」

 加齢で聞こえが悪くなっている場合は、イヤホンなどを使ってしっかり聴いた方がいいという。不明瞭では聴く力も意欲も落ちるのだ。

「好奇心を持ってラジオを聴くことが大切です。どんなラジオ番組があるかを調べ、自分の好きな番組やパーソナリティーを探しましょう。そしてその番組が始まる時間を“待ちに待って”聴きに行くと、脳にとって大いなる刺激になるのです」

 現況ではありがちだが、一日をルーズに過ごすと、記憶を司る海馬は活性を失い、記憶力も落ちてしまうという。

 外に出られない高齢者、また認知症のある人には、時間ごとにニュースや天気を聴き、新型コロナウイルスの状況など、最新情報が常に耳に入るようラジオをつけておくのも効果的。

「年齢を重ねても、脳は成長します。意識して意欲的にラジオを聴くことで、体の筋トレと同じように聴く力が強化されるのです。いままでラジオを聴く習慣がなくても、ぜひ積極的に試してみてください。少しずつ集中して聴けるようになり、笑えるようになり、好きな番組がたくさんできたら、脳が成長した証拠です!」

※女性セブン2020年5月21・28日号

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