ビジネス

需要高まる主婦の「在宅パート」 今どき仕事の時給とスキル

苦しくなる家計の足しにと「在宅パート」を探す主婦が増えている

コロナで苦しくなる家計の足しにと「在宅パート」を探す主婦が増えている

 コロナ禍による収入減、日々在宅勤務に勤しむ夫の姿を見て、「私も少しでも家計の足しにできる“在宅パート”はないかしら?」と求人サイトで職探しをする主婦が増えているという。そこで、働く主婦の調査機関「しゅふJOB総合研究所」所長兼「ヒトラボ」編集長の川上敬太郎氏が、今どきの在宅パートの職種や時給、必要なスキルや注意点などについてアドバイスする。

 * * *
「これからが正念場」「この1~2週間が瀬戸際」と言われ続け、夜も週末もGWも外出を控え、医療関係者の奮闘や国民の自粛努力の結果、ようやく緊急事態宣言の範囲が狭められた。それでも、コロナ禍が完全に収束したと言えるようになるのはまだ先だ。

 しかし、既に現時点ではっきりとしている事実がある。われわれは、ウイルス一つで世界中の動きが止まってしまうというリスクを今後も背負い続けるということだ。再び同じようなウイルスが蔓延する可能性を誰も否定できない。そうなると、現状から学び、新たなウイルスに遭遇しても世界を動かし続けるための改善が必須となる。

 政府からの自粛要請は、さまざまな方面に影響を及ぼした。その結果、仕事を替えたり離職することになった人もいる。それでも継続して働き続けることができているケースのひとつに、在宅勤務がある。

 持続可能な仕事は「サスティナブル(sustainable)ワーク」と呼ばれる。働く意思を持つ人が生涯にわたって働き続けるためには、あらゆる環境変化に合わせて能力を発揮し続けることができる仕組みが必要だ。その観点からすれば、コロナ禍において在宅勤務できる仕事もサスティナブルワークだ。

 コロナ禍でどうにもならないのは、職場に出向かざるをえず、かつ密集が避けられない状態で対面を余儀なくされる仕事などだ。しかし、主にパソコンを用いるオフィスワーク系の仕事は、テクノロジーの進化により、かなりの範囲でオンライン対応が可能となっている。

 では、最近の在宅仕事にはどのようなものがあるのか。主婦・主夫層に特化した求人サイト『しゅふJOBパート』で募集されていた仕事情報などを参考に、いくつかピックアップしてご紹介したい。なお、記載した時給相場は業務範囲や地域によっても異なるため、あくまで目安として捉えていただきたい。

関連記事

トピックス

サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレ(時事通信フォト)
《メンバーの夫が顔面骨折の交通事故も》試練乗り越えてロコ・ソラーレがミラノ五輪日本代表決定戦に挑む、わずかなオフに過ごした「充実の夫婦時間」
NEWSポストセブン
来季米ツアー出場権を獲得した原英莉花(C)Yasuhiro JJ Tanabe
《未来の山下美夢有、竹田麗央を探せ》国内ツアーからQシリーズへの挑戦の動きも活発化、米ツアー本格参入で活躍が期待される「なでしこゴルファー」14人
週刊ポスト
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《麻薬取締法違反の疑いでガサ入れ》サントリー新浪剛史会長「知人女性が送ってきた」「適法との認識で購入したサプリ」問題で辞任 “海外出張後にジム”多忙な中で追求していた筋肉
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さんが綴る“からっぽの夏休み”「SNSや世間のゴタゴタも全部がバカらしくなった」
NEWSポストセブン
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン
オリエンタルラジオの藤森慎吾
《オリラジ・藤森慎吾が結婚相手を披露》かつてはハイレグ姿でグラビアデビューの新妻、ふたりを結んだ「美ボディ」と「健康志向」
NEWSポストセブン
別居が報じられた長渕剛と志穂美悦子
《長渕剛が妻・志穂美悦子と別居報道》清水美砂、国生さゆり、冨永愛…親密報道された女性3人の“共通点”「長渕と離れた後、それぞれの分野で成功を収めている」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《母が趣里のお腹に優しい眼差しを向けて》元キャンディーズ・伊藤蘭の“変わらぬ母の愛” 母のコンサートでは「不仲とか書かれてますけど、ウソです!(笑)」と宣言
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《お出かけスリーショット》小室眞子さんが赤ちゃんを抱えて“ママの顔”「五感を刺激するモンテッソーリ式ベビーグッズ」に育児の覚悟、夫婦で「成年式」を辞退
NEWSポストセブン
負担の多い二刀流を支える真美子さん
《水着の真美子さんと自宅プールで》大谷翔平を支える「家族の徹底サポート」、妻が愛娘のベビーカーを押して観戦…インタビューで語っていた「幸せを感じる瞬間」
NEWSポストセブン