感染者が相次ぎ会見する北橋健治・北九州市長(5月29日/時事通信フォト)

感染者が相次ぎ会見する北橋健治・北九州市長(5月29日/時事通信フォト)

 3つの予測のうち、【シナリオ2】は何としても避けたいところだ。スペイン・インフルエンザのような、第1波を上回る第2波の襲来は、再生に向かう生活や社会経済活動の歩みを止めてしまう。

 何回も小波が来る【シナリオ1】も、あまり好ましくない。感染の波が来るごとに、生活や社会経済活動に制限がかかってしまうからだ。

 できることなら、第1波のあとに明らかな波が起こらずに、感染が徐々に小さくなる【シナリオ3】が望ましいだろう。そのためには、これまで同様「3密を避ける」「こまめに石鹸で手を洗う」といった1人ひとりの行動がどこまで継続できるかもカギになる。

 4月に、緊急事態宣言に至った第1波の状況を、少し思い起こしてみよう。このときは、3月以降、全国各地でクラスターが発生していた。今後、第2波が襲来する場合も、まずあちこちでクラスターが起こり、それが大きな流行につながっていくというパターンが考えられる。

 新型インフルエンザに続いて、今回の新型コロナでも、「日本の奇跡」が再現できるかどうか、これからが正念場と言えそうだ。

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