• TOP
  • 国内
  • 3.11直前と酷似する異常変動 専門家が4つの警戒ゾーン指摘

国内

2020.06.04 07:00  週刊ポスト

3.11直前と酷似する異常変動 専門家が4つの警戒ゾーン指摘

異常変動全国MAP2020 vol.2

【1】東北警戒ゾーン

 東日本大震災以降、日本列島の中でも最も大きな変動が続いている。秋田県南東部の電子基準点「皆瀬」の8.23cmを中心に異常変動も集中し、大地震発生が危惧されるという。

「東日本大震災の発生直前、その震源となった海域に向かって大きな水平方向の動きが見られました。我々が『プレスリップ』と呼んでいる現象ですが、それと似た動きが5月中旬に見られました。これは3.11以降、初めての現象です。特に岩手県の基準点『大船渡』と『S陸前高田』の周辺で大きな動きが起こっています。

 隆起・沈降の動きを見ても、太平洋側が隆起する一方、日本海側は沈降しており、境目にある奥羽山脈に大きな歪みが溜まり続けています」(村井氏)

【2】首都圏警戒ゾーン

 5月22日までの3日間で、東京湾を震源とする震度1~2の地震が7回も発生。4月26日には最大震度4の茨城県南部地震、5月4日と6日には最大震度4の千葉県北東部と北西部地震が起きている。緊急地震速報が頻発したことは記憶に新しい。

「千葉県の基準点『千葉花見川』が隆起する一方、県内の『富里』は沈降し、5月中旬に8.8cmの高低差が生じています。経験則から6cm以上の高低差は危険水域と考えるべきで、5月に起きた東京湾を震源とする地震も、この変動が関係している可能性があります。今も2つの基準点の高低差は大きくなり続けているので警戒が必要です」(村井氏)

関連記事

トピックス