周りのスタッフは渡辺のそうした面を理解しているので、渡辺が何か伝えようとするたびに撮影を止め、本人に確認しながら撮影を進めることもあったという。
「卒業後は、“ようやく人間になれた”と笑っていましたが、そのギャップに苦しんでいたようです。アイドルの王道を歩んできただけに、AKB48時代のファンが望む『まゆゆ』といまの『渡辺麻友』との間に、大きな隔たりがあることで引き裂かれる思いだったと聞いています。プライベートでは芸能界どころかAKB時代のメンバーとも一切交流がなく、昼食を一人で食べている光景をよく目にしました。悩みを打ち明ける業界人はいなかったのでしょう」(前出・テレビ局関係者)
まだ26才、人生はこれからだ。
※女性セブン2020年6月18日号