ライフ

オンライン婚活 女性作家が体験してわかった利点と欠点

コロナ禍で台頭してきた「オンライン婚活」

コロナ自粛の長期化で台頭してきた「オンライン婚活」

 新型コロナによる自粛生活をきっかけに、一斉に沈黙した婚活パーティー。リアルでの出会いが叶わない時期に台頭してきたのが、「オンライン婚活パーティー」だ。ウィズコロナの時代、リモートでの出会いは果たして定着するのか。自身も何度か体験してみたという作家の内藤みか氏がレポートする。

 * * *
 コロナ以前の婚活系、恋活系パーティー市場はかなり活気あるものでした。テーマも細分化され、20代向けから高齢者向けまで年代別に区切られているものもあれば、旅行好き、料理好きなどと趣味ごとに分けられているもの、さらには業種別、出身地別などと、多種多様に開催されていたのです。

 特に最近人気を集めていたのは、個室系パーティーでした。ネットカフェのように小さく区切られたブース内に座って待っていれば、男性が順番に訪れて会話ができるというもので、全員と会話ができるという利点もありました。他の同性参加者と自分を比較して引け目を感じることもないので、ひっそり婚活したいというニーズにマッチしたシステムとなっていたのです。

 しかし、多岐にわたって開催されていた婚活パーティーは、4月7日の緊急事態宣言発令によって開催が軒並み中止となりました。その代わり登場したのが「オンライン婚活」です。ユーザーは自宅のパソコンからパーティーにアクセスし、複数の異性とビデオ通話をすることができます。

◆オンラインパーティーでも集団系と個室系がある

 オンライン婚活パーティーには、リアル婚活パーティーと同じように、集団型と個室型とがあります。集団型は、男女10人以上がドリンクを片手に楽しく会話をするもので、パーティー終了時には好みの相手に連絡先を伝えることもできます。

 そしてもうひとつの個室型は、1対1で異性とトークをすることができるというもの。話す相手は次々チェンジされ、全員と順番に会話ができるようになっているのはリアルでの個室系パーティーと同じ感じです。最後に気に入った異性のナンバーを主催者にメールし、相手も自分のナンバーを選んでいてくれたらカップル成立となります。

関連キーワード

関連記事

トピックス

「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(53)
《保育園で女児に性的暴行疑い》〈(園児から)電話番号付きのチョコレートをもらった〉林信彦容疑者(53)が過去にしていた”ある発言”
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
今回の地震で道路の陥没に巻き込まれた軽自動車(青森県東北町。写真/共同通信社)
【青森県東方沖でM7.5の地震】運用開始以来初の“後発地震注意情報”発表「1週間以内にM7を超える地震の発生確率」が平常時0.1%から1%に 冬の大地震に備えるためにすべきこと 
女性セブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト