国内

朝日新聞がうっかり シャンシャン記事にシンシン写真誤掲載

シャンシャンとしてシンシンが掲載された朝日新聞の紙面

「シャンシャン、3歳になったよ!」──こんな見出しで朝日新聞(6月12日付・朝刊)の東京版に載った、愛らしいパンダの写真。3年前の6月12日に日本で誕生し、上野動物園のアイドルとなったシャンシャンの誕生日を伝える記事だ。が、そこに掲載されたのは、実は母親の「シンシン」(2005年生まれ)だった。朝日新聞社広報部はNEWSポストセブンの取材に対し誤掲載の事実を認め「読者の皆さまにはご迷惑をおかけしました。明日、紙面にて訂正を出します」と回答した。

 なぜこのような事態になったのか。シャンシャンの画像は東京都の関係団体である東京動物園協会から提供されたもの。その東京動物園協会に聞くと、「正しい写真を東京都の記者クラブに提供していました」という。

 試しに朝日新聞を含めた記者クラブに提供されたものと同じものをダウンロードすると、フォルダの中に3枚の写真と1本の動画が入っていた。どのシャンシャンもかわいい……と思いきや、よく見るとファイル名が「〇〇〇〇(年)_(中略)XiangXiang.JPG」の他に「〇〇〇〇(年)_(中略)XinXin.JPG」、そして「〇〇〇〇(年)_(中略)LiLi.JPG」となっている。シャンシャン、シンシン、そしてシャンシャンの父親であるリーリーの写真だ。

 似たファイル名を取り違えてしまったのだろうか。もちろん掲載に当たっては入念な確認が必要だが、どのパンダもそっくり。これだけ似ていると……。

 実は、誤掲載の疑いを知らせてくれたのはパンダが大好きでシャンシャンもウォッチし続けている女性ライター。一目見て、「違う!」と気付いたそうだ。いったいどこが?

「今回、朝日新聞の紙面に掲載されたのは、シンシンの特徴的な耳や鼻が映ったカットです。シャンシャンのほうが耳がキリっとしているし目の横の毛並みが外ハネしていない」

関連キーワード

関連記事

トピックス

〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン