ライフ

他人の山での昆虫採取は窃盗罪ではない、“蛍前線”も存在

虫にまつわる知られざる話

 マスクの中の蒸れが気になる季節がやってきた。そんな夏の訪れとともに元気に動き出すのは「虫」たちだ。そこで、虫にまつわる雑学を紹介したい。

●蛍は出身地によって光る間隔が違う。

 関東ににせいそくするものは4秒に1回、中部だと3秒に1回、関西だと2秒に1回。

●他人の山で昆虫を採取しても、引き渡ししなくてOK。

 自由に動き回る昆虫や野生の鳥獣は、採取した人の所有物(民法239条第1項の「無主物先占」)だが、土地に定着している植物の採取は、枯れ木や落ち葉であっても窃盗罪になる。

●気象庁には、桜前線ならぬ“蛍前線”がある。

 季節の遅れ進みや、総合的な気象状況の推移を把握するため行っている「生物季節観測」の対象は幅広く、植物は41項目あり、動物でも24項目ある。植物はおなじみの桜のほか、タンポポや紫陽花、水仙、いちょう、から松など。動物は、うぐいすやツバメのほか、アブラゼミ、蛍、モンシロチョウなど。

●簡易小バエ取りはめんつゆで作れる。

 空き容器に「めんつゆ大さじ1+料理酒大さじ1+台所用洗剤数滴」を入れるだけ。捨てるときは、水分を古新聞に吸わせて「容器ごと」ビニール袋に。しっかり口を縛ってゴミ出しを。三角コーナーに流すと新しく小バエが発生する危険があるので絶対NG!(配合には諸説あります)

●食べ終わったバナナの皮やすいかの皮はビニール袋に入れて冷凍し、ゴミの日に出すと虫が出ない。

※女性セブン2020年6月25日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・イメージ 写真はいずれも当該の店舗、販売されている味噌汁ではありません)
《「すき家」ネズミ混入味噌汁その後》「また同じようなトラブルが起きるのでは…」と現役クルーが懸念する理由 広報担当者は「売上は前年を上回る水準で推移」と回答
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン