第10回したまちコメディ映画祭in台東に参加した小松政夫と伊東四朗(写真/時事通信社)

 近年、高齢者の自動車事故が社会問題になっている。東京都では、事故全体に占める高齢運転者(65才以上)による事故の割合は、この10年で1.5倍ほどに増えた。2019年4月、東京・池袋で母親と幼い女児の命を奪った高齢ドライバーの暴走事故は、その象徴だろう。

 小松の妻が続ける。

「今回の事故では、夫は標識を見落としてもいないし、一時停止もしてルールは守っていたそうです。夫は『相手が急に出てきたから』と話していました。とにかく、お互い怪我もなく、物損だけだったのは幸いでした。

 夫自身、これまで運転時に衰えを感じることはなかったと思います。ただ、ちょっと疲れていたのはあったかもしれません」

 高齢者の事故は、自宅から比較的近くの運転し慣れた道で起こることが多いことが特徴だ。実際、小松の事故も自宅の近所で起きた。

「まだ仕事が続いているのですぐではありませんが、年内には免許を返納する予定なんです」(小松の妻)
 
 運転に自信がある人ほど、高齢になってもなかなか免許返納を決断できるものではない。70代以上の免許保有者数はこの1年間で7%も増加した。小松の決断を見習い、少しでも運転に不安を覚えた人は、返納を検討すべきだろう。

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