元夫・清原との復縁に応援の声は多数(写真は2019年)
どうして清原に対する応援の声が多いのだろうか。エンタメ事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサ氏はこう話す。
「やはり、清原さんは“スーパースター”であるということが大きいと思います。高校時代から大活躍して、多くの人に愛された野球選手であり、今でもファンは多い。そして、“番長キャラ”という個性を持っているのも、愛され続ける理由だと思います。ネット上では、唯一無二のキャラクターを持った有名人や、偉業を成し遂げたスターが、特別な存在として愛される傾向にあります。清原さんは、その両方の条件を持つ人物なので、“一度の過ちであれば許したい”と考えるネットユーザーが多かったのかもしれませんね」
執行猶予期間中の清原は、『新・情報7days ニュースキャスター』(TBS系)や雑誌『Number』(文藝春秋)のインタビューを受けたほか、厚労省主催の依存症に関するイベントへの出演、公開トライアウトの現場監督、元プロ野球選手の片岡篤史や小田幸平のYouTubeチャンネル出演などといった活動をしていた。しかし、メディアでの活動という意味では決して多いものではない。
「以前であれば薬物事件を起こした有名人が1年くらいで活動を再開するケースも多かったんですが、ここ数年は不祥事を起こすとなかなか復帰できないことが多い。そんななか、清原さんは執行猶予期間が満了するタイミングまで、そこまで目立った活動はせず、かなりスローペースで少しずつ仕事を増やしてきました。もちろん、早期の社会復帰を促すという意味では、執行猶予期間中の本格的な活動再開は全く問題がないのですが、清原さんの場合、4年間という長い時間をかけて、じっくり罪を償ったことが、ポジティブに捉えられているのかもしれないですね。執行猶予期間の4年間を反省する時間に費やしたことで、世間の“受け入れ体制”が整ったと考えられるのではないでしょうか」(前出・大塚氏)