また岡田代表は、週2回程度、出勤しなければならないといった生活スタイルの共通点も指摘する。
「世間が外出自粛の中、不倫相手に会うには、外に何かの用事を作ることが必須ですよね。今日は会社に行く日だから、帰りが遅くなるという理由は、家族に違和感なく納得してもらえます。実際、不倫している人のアンケート結果でも、不倫相手に会う口実として一番多かったのが、『会社に行かなくてもよい日に、会社に行くと言う』でした」
仕事を口実に外出できれば、家族から最も疑われないで済む可能性が高い。ちなみに妻の不倫の場合でも、この言い訳を使うケースが多いという。
会社へ出勤するという言い訳と似たような共通点に、「配偶者公認の趣味がある」というのも見逃せない。
「出掛ける理由としては、仕事ばかりでなく他の口実もあったほうが、当然ながら家族に疑われる可能性が低くなりますよね。特にアウトドアで楽しめるスポーツや釣りなどは、『趣味だからたまにはいいだろう』と、つい甘くなりがちです」
確かにアウトドアの趣味で出掛ける時は、長時間にわたって車で外出しても疑われることは少ないだろう。しかも、不倫相手と会う場所については、ホテルや飲食店での逢瀬は減り、不倫相手の家や車の中で行為に及ぶケースが増えてきているという。