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2020.07.31 07:00  週刊ポスト

高田文夫氏が少年時代から憧れ続けた“放送作家第一世代”

 小学校の卒業文集には「大きくなったら青島幸男になります」とハッキリ書いた。テレビの創生期にはあらゆる才能を持った放送作家が現われ、東京の文化度の高い我々を夢中にした。お笑い界では今“第七世代”が有名だが、我々放送作家業界では昔から、〈第一世代〉テレビを創った人達が青島幸男、永六輔、大橋巨泉、前田武彦、野末陳平、塚田茂ら。〈第二世代〉そのテレビを見て育ったのが私、景山民夫、高平哲郎、喰始。〈第三世代〉今をときめく宮藤官九郎、高須光聖、鈴木おさむ達であろう。私は放送が大好きで大学も日大芸術学部の放送学科へ進んだ。キチンとブロードキャスティングを学んだ放送学士である。

 先輩の方達はみんな言う、“タレントより面白くて、コントもできてDJもやる。その合間にチョコチョコと台本も書く”、これが放送作家の定義だそうな。エンタのシンガーソングライターってことだろう。表も裏もってことだ。今の放送作家って名乗ってる連中なぞ、チョコチョコっとネットで調べて無言で渡すだけ。そこにマスコミュニケーションはない。

 永六輔と巨泉の特番を見てしみじみ東京の“インテリ八ッつあん”と“熊さん”が喋ってるなァと思った。基本は人間が大好きなのだ。

■イラスト/佐野文二郎

※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号

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