芸能

半沢直樹で俳優デビュー持田将史は元サラリーマンのダンサー

「s**t kingz」のリーダー・shojiが本名の持田将史として連ドラ初出演(写真/佐藤航嗣)

 初回平均視聴率22%、第2話も22.1%と、視聴者の高まる期待に応える形でのスタートダッシュを見せる『半沢直樹』(TBS系)。7年ぶりの続編となる今作は半沢が東京中央銀行の子会社「東京セントラル証券」に出向を命じられ、親会社との対立の行方が見どころだ。舞台となる東京セントラル証券の面々の中に気になる“顔”が――。

「周りの皆さんのお芝居がすごすぎて、そこにいるだけで完璧なパスが回ってくるんです。だからなのか思っていたほど緊張でガチガチ!ではなく、自然とお芝居させてもらえたような気がします」

 爽やかな笑顔でそう語るのは、東京セントラル証券社員・原田浩平役で連ドラ初出演を果たした持田将史。実はこの男、アメリカ最大のダンスコンテストで優勝し世界が注目する4人組ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz」(シットキングス)のメンバー「shoji」なのだ。

「大学卒業後、2年ほどある企業の子会社でサラリーマンをしていたんです。上司はみんな本社からの出向組。原田が置かれた立場などはよくわかっているので役に入りやすかったですね。実際、ぼくがいた会社はドラマとは全く違って優しい雰囲気でしたけど(笑い)。会社を辞めてダンスの道に進みたいと打ち明けたときも、上司は応援してくれました」

 ダンサー、演出家、振付師などですでに高い評価を得ているが、数年前から俳優業にも興味を持ち、演技のレッスンを受けていたという。

「自分の視野を広げたい! そう思って真っ先にやってみたかったのが俳優という仕事でした。実際にやらせていただいて、俳優業がダンスやパフォーマンスに還元されていることも実感しますし、もっともっと“演じる”ことをしてみたい。デビューが『半沢直樹』というのはすごく幸せなこと。いろんな人のおかげでここに立てているので、結果を残せるように頑張りたいです」

 子会社VS親会社の激しいバトル、半沢と原田たち東京セントラル証券社員はどう戦うのか。ドラマの行方とともに、「持田将史」の活躍から目が離せない。

『半沢直樹』で東京セントラル証券社員・原田浩平を演じる持田将史(写真/TBS提供)

ダンサー、演出家、振付師などで高い評価を得ている持田将史(写真/佐藤航嗣)

「s**t kingz」はアメリカ最大のダンスコンテストで優勝(写真/佐藤航嗣)

※女性セブン2020年8月13日号

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