パフォーマーとしてだけでなく、HIKAKINはゲームスキルも高かったという。
「HIKAKINさん、遠距離で敵を倒す『スナイパーライフル』がめちゃくちゃ上手かったです。収録前にも『スナイパーライフルには自信がある』っておっしゃっていたのですが、本当にその通りで。もっと練習したら、プロ級になるんじゃないかな」
プロから見ても高い、HIKAKINのポテンシャル──それはやはり「ゲームが大好き」という、上達するうえで本質的に必要な要素を持ち合わせているからかもしれない。
拙著『eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか』の中で、その生い立ちや学生生活、プロゲーマーになった経緯を詳らかにしたネフライトも、「フォートナイト、むちゃくちゃ好きですね。ゲームが楽しくなくなったら、プロゲーマーなんて続けていられないですよ」と語っていた。
【プロフィール】すいのこ/1990年、鹿児島県生まれ。プロゲーマー。本名・桑元康平。鹿児島大学大学院で焼酎製造学を専攻。卒業後、大手焼酎メーカー勤務を経て2019年5月より、eスポーツのイベント運営等を行うウェルプレイド株式会社のスポンサードを受け「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのプロ選手として活動開始。近著に『eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか』。