芸能

コロナ禍のミス日本予選 フェイスシールド越しの美女たち

出場者はフェイスシールド姿、マイクの前にはアクリルガードが設置

念入りなコロナ感染予防対策が取られたミス日本コンテスト(東日本地区大会)

 新型コロナで数多くのイベントが延期や中止に追い込まれる中、8月24日、国内ミスコンの代表格「ミス日本コンテスト」の地区予選(東日本地区大会)が都内ホテルで行われた。

 主催する一般社団法人ミス日本協会の和田健太郎氏(ミス日本コンテスト事務局代表)は、「今年はコンテスト自体をやらない選択肢も当然ありました」と打ち明ける。

「6月時点でコロナの状況を見て(開催するという)最終判断をしたのですが、その後、再び感染者数が増加してしまいましからね。書類審査が終わって候補者選考の面接はオンラインで行いつつも、ニューノーマル時代にどうやってコンテストを開催していくべきか、ずっと考えてきました」(和田氏)

 地区予選大会はオンラインで開くという方法もあったが、最大限の感染予防対策をとりながら、例年通り会場で行うことを決めた。

「やはり皆が集まって審査員や報道関係者の前で自己PRや将来の夢を語ることがコンテストの醍醐味で、彼女たちにとっても貴重な経験ですからね」(和田氏)

出場者はフェイスシールド姿、マイク前にはアクリルガードが設置された

出場者はフェイスシールド姿、マイク前にはアクリルガードが設置された

 そうして行われた東日本地区大会は、異例尽くめだった──。出場を決めた女性たちは全員フェイスシールドを着用し、ソーシャルディスタンスを保ちながら洋服・水着審査に臨んだほか、発言する壇上のマイク前にはアクリルガードを設置。マイクは一人が発言し終わる度に、ホテルスタッフにより消毒が行われるという徹底ぶりだった。

 また、例年は高校・大学内でのクラブ活動やボランティア、故郷にいる家族とのエピソードや留学体験などを披露する出場者が多いが、今年はコロナ自粛の影響で控えめな印象。それでもみな、心のモチベーションを高めながらこの日を迎え、表舞台に立てることの喜びを噛みしめている様子だった。

コロナ禍で地区予選がスタートしたミス日本コンテスト

コロナ禍で地区予選がスタートしたミス日本コンテスト

 コロナ禍で始まった今年のミス日本選考会。2021年1月の本選(第53回ミス日本コンテスト2021)に駒を進めた7名の“フェイスシールド美女”たち。その厳選ショットを公開しよう。

●撮影/内海裕之

関連記事

トピックス

お仏壇のはせがわ2代目しあわせ少女の
《おててのシワとシワを合わせて、な~む~》当時5歳の少女本人が明かしたCM出演オーディションを受けた意外な理由、思春期には「“仏壇”というあだ名で冷やかされ…」
NEWSポストセブン
『サ道』作者・タナカカツキ氏が語る「日本のサウナ60年」と「ブームの変遷」とは
《「ととのった〜!」誕生秘話》『サ道』作者・タナカカツキ氏が語る「日本のサウナ60年」と「ブームの変遷」
NEWSポストセブン
広陵野球部・中井哲之監督
【広陵野球部・被害生徒の父親が告発】「その言葉に耐えられず自主退学を決めました」中井監督から投げかけられた“最もショックな言葉” 高校側は「事実であるとは把握しておりません」と回答
週刊ポスト
薬物で何度も刑務所の中に入った田代まさし氏(68)
《志村けんさんのアドバイスも…》覚醒剤で逮捕5回の田代まさし氏、師匠・志村さんの努力によぎった絶望と「薬に近づいた瞬間」
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《ずっと若いママになりたかった》子ども好きだった中山美穂さん、元社長が明かした「反対押し切り意思貫いた結婚と愛息との別れ」
週刊ポスト
連敗中でも大谷翔平は4試合連続本塁打を放つなど打撃好調だが…(時事通信フォト)
大谷翔平が4試合連続HRもロバーツ監督が辛辣コメントの理由 ドジャース「地区2位転落」で補強敢行のパドレスと厳しい争いのなか「ここで手綱を締めたい狙い」との指摘
NEWSポストセブン
伊豆急下田駅に到着された両陛下と愛子さま(時事通信フォト)
《しゃがめってマジで!》“撮り鉄”たちが天皇皇后両陛下のお召し列車に殺到…駅構内は厳戒態勢に JR東日本「トラブルや混乱が発生したとの情報はありません」
NEWSポストセブン
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《早穂夫人は広島への想いを投稿》前田健太投手、マイナー移籍にともない妻が現地視察「なかなか来ない場所なので」…夫婦がSNSで匂わせた「古巣への想い」
NEWSポストセブン
2023年ドラフト1位で広島に入団した常廣羽也斗(時事通信)
《1単位とれずに痛恨の再留年》広島カープ・常廣羽也斗投手、現在も青山学院大学に在学中…球団も事実認める「本人にとっては重要なキャリア」とコメント
NEWSポストセブン
芸能生活20周年を迎えたタレントの鈴木あきえさん
《チア時代に甲子園アルプス席で母校を応援》鈴木あきえ、芸能生活21年で“1度だけ引退を考えた過去”「グラビア撮影のたびに水着の面積がちっちゃくなって…」
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《ラーメンにウジ虫混入騒動》体重減少、誹謗中傷、害虫対策の徹底…誠実な店主が吐露する営業再開までの苦難の40日間「『頑張ってね』という言葉すら怖く感じた」
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
【「便器なめろ」の暴言も】広陵「暴力問題」で被害生徒の父が初告白「求めるのは中井監督と堀校長の謝罪、再発防止策」 監督の「対外試合がなくなってもいいんか?」発言を否定しない学校側報告書の存在も 広陵は「そうしたやりとりはなかった」と回答
NEWSポストセブン