芸能

中居正広、米倉涼子、くりぃむしちゅー 大物たちの独立事情

米倉涼子も今年、事務所を独立した(時事通信フォト)

米倉涼子も事務所から独立(時事通信フォト)

 芸能事務所からの退所ラッシュが続く芸能界。円満退社に見えても、それまでに複雑な事情があるのは、サラリーマンの退社と同じ。とくに事務所の顔となっていたスターの独立・移籍は、金銭面はもとより面子や人間関係のしがらみなども絡むだけに、ややこしい。

 事務所にとっては痛手でも、タレント側の事情で退所となるケースも多い。元SMAPの中居正広(48)は、2016年のSMAP解散騒動の後もジャニーズに残ってソロタレントとして活躍してきたが、今年3月末に独立した。

「稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(46)、香取慎吾(43)の3人が『新しい地図』として独立した後、中居は時間をかけて地ならしした。その後の仕事ぶりに変化がないのも、彼の力が評価されているがゆえです」(芸能レポーターの城下尊之氏)

 だが、退所の裏には組織の事情も垣間見える。スポーツ紙記者が語る。

「バラエティなどでの実績も事務所への貢献度もトップクラスだが、同じSMAPの木村拓哉(47)のほうがジャニーズ事務所という会社内では格上にある。このままジャニーズ残っても立場が難しくなるという気持ちもあったのでしょう」

 揺るぎない地位を確立してからの独立という点では、米倉涼子(45)と菊池桃子(52)も同様だ。米倉はデビュー前から27年間所属していたオスカープロモーションを3月末に退所した。芸能ジャーナリストの二田一比古氏はこう話す。

「ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で米倉ブランドを確立しており、自分の力で仕事ができる実力があるので独立に踏み切ったと思われます。Netflixのオリジナルドラマに出演が決まるなど、引く手はあまた。人気の高さを証明しています」

関連記事

トピックス

制度的に辞職に追い込む方法はあるのか(時事通信フォト)
“無敵の人”斎藤元彦・兵庫県知事、強制的に辞職させるのは簡単ではない 不信任決議には「議会解散」、リコールには「66万人の署名」の高いハードル
週刊ポスト
小柄女性と歩く森本レオ(81)
《今でも男女は異文化交流だと思う》森本レオ(81)が明かした世間を騒がせたスキャンダルの真相「女性に助けられた人生でした」
NEWSポストセブン
酒井法子、異次元の若さを保つアンチエイジングの代償
《顔や手にびっしりと赤い斑点》酒井法子、異次元の若さを保つアンチエイジングの代償か 治療したクリニック院長は「長くて4~5日程度、注射針の跡は残ってしまいます」
女性セブン
現地のパパラッチに激写された水原一平被告(BACKGRID/アフロ)
《妻との大量買い出し姿をキャッチ》水原一平被告、大谷翔平の「50-50」達成目前で際立つ“もったいなさ”と判決言い渡し前の“いい暮らし”
NEWSポストセブン
森本レオ(時事通信フォト)
《表舞台から消えた森本レオの現在》元女優妻との別居生活50年、本人が明かした近況「お金を使わず早く死んでいくのが人生のテーマ」
NEWSポストセブン
昭和を代表する名優、若山富三郎の長男で俳優の若山騎一郎
《舞台復帰》若山騎一郎が語る父・若山富三郎と叔父・勝新太郎の破天荒な素顔「親父が亡くなってからは優しかったけど…」
NEWSポストセブン
打撃好調な一方で懸念点も(時事通信フォト)
大谷翔平、ひと月ごとに得点圏打率がアップダウン “法則通り”なら9月は好調でも、ポストシーズンは “チャンスに弱い”が再発か
週刊ポスト
かつて不倫で注目を集めた東出昌大が松本花林と再婚(時事通信フォト)
《東出昌大に急接近の新妻・松本花林》一定の距離感保った女優仲間3人の“暗黙の了解”が崩れた「6月事件」
NEWSポストセブン
撮影現場の差し入れは“ゆで卵マシン”
「たんぱく質が大事だからね」小栗旬、Netflixでの主演ドラマ撮影現場の差し入れは“ゆで卵マシン” オリジナルの卵サンドも振る舞う
女性セブン
連ドラの主演を2クール連続で務める松本若菜
【まさに“代打の女神さま”】松本若菜、“別の女優が急きょ降板”で10月ドラマで2クール連続主演 『西園寺さん』も企画段階では違う大物女優が主演の予定だった
女性セブン
33年ぶりに唐沢寿明が鈴木保奈美と共演する
【地上波ドラマでは『愛という名のもとに』以来33年ぶり】唐沢寿明、2025年1月期で4年ぶり民放連ドラ主演、共演は鈴木保奈美 テレ朝は大きな期待
女性セブン
NHKの山内泉アナ
《極秘結婚していたNHK山内泉アナ》ギャップ感あふれるボーイッシュ私服は約9000円のオシャレブランド お相手は慶応同級生…大学時代から培った「ビビットな感性」
NEWSポストセブン