芸能

『24』主演の唐沢寿明 「根底にあるのは家族への思い」

唐沢寿明が主演(『24 JAPAN』公式HPより)

 アメリカの人気ドラマ『24-TWENTYFOUR-』が、日本版リメイク『24 JAPAN』(テレビ朝日系)が10月9日(23時15分~)にスタートする。主人公の獅堂を演じる唐沢寿明(57才)は、もともとオリジナル版の大ファンだったという。暗殺計画などサスペンス的なイメージが強い『24』だが、唐沢は「家族愛が、もう1つのストーリーとしてあるところがおもしろい」とその魅力を明かしてくれた。

 * * *
 実はケータイの着信音は、『24-TWENTYFOUR-』に出てくるCTUの内線音を使っているんです。この作品のオファーが来たときに、バレたら恥ずかしいと思って一時期変えてたんですけど、最近戻しました(笑い)。

『24?TWENTYFOUR?』はもともと好きで、もう何十回も見ているんです。1つの作品を繰り返し見るのは自分としては珍しいんだけど、知らず知らずのうちに物語に引き込まれる。何十回と見ているから物語の先を知っているのに、また見たくなってしまうんです。米国版を見たことがなくて、今回のドラマで初めて見る人はストーリーに引き込まれると思いますよ!

 米国版を知っている人にもぜひ見ていただいて、ああでもない、こうでもないと文句だとしても最後まで見ながら言ってもらいたい。リメイクって誰がやっても、おそらく文句を言われるから。どうせいろいろ文句を言われるんだったら、自分で演じた方がいいなって思っています(笑い)。

 主人公の獅堂は破天荒でルールを破る人物だというイメージを持たれがちなんだけど、全然違うんです。家族をさらわれて事件に巻き込まれる中で、家族を守るために仕方なくルールを破らざるを得なくなる。家族が大事だっていうのは、獅堂だけじゃないんです。総理候補の朝倉麗(仲間由紀恵)にも家族の問題が出てくるし、暗殺犯にも家族の問題が絡んでくるので、「家族」というのは『24』のもう1つのストーリーなんです。

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン