芸能

三浦春馬さんドラマ『カネ恋』 代役では成し得なかった好演

最後の演技を見届けたい(Getty Images)

 俳優・三浦春馬さんが出演するドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)が、10月6日に最終回を迎える。三浦さんが亡くなる前日まで撮影に参加していたという同ドラマの結末に注目が集まっている。

『おカネの切れ目が恋のはじまり』、通称『カネ恋』は、松岡茉優が演じる“清貧女子” 九鬼玲子と、三浦さんが演じる“浪費男子”猿渡慶太、真逆の価値観を持ったふたりが繰り広げるラブコメディだ。

 三浦さんは番組開始前、「松岡さんとも現場で話し合いをしながらアイデアを出し合って、よりよい『猿くんと玲子さん』のコンビネーションみたいなものを築き上げていきたいと思うので、皆さん楽しみに待っていていただけたらと思います」と公式サイトにコメントを寄せていた。

 だが三浦さんが7月に急逝したことで、劇中の軽妙なやりとりは、クスッと笑えるものであると同時に、視聴者の心を切なくさせるものにもなったようだ。Twitter上は「涙が止まらない」「笑顔を見ると泣ける」「心して観たい」といった声であふれている。

 三浦さんの訃報を受けて、急きょ代役を立てて撮影を継続するか、もしくはお蔵入りという選択肢もあったが、4話完結に短縮して放送することが決まった。その決断の裏にある思いは、多くの視聴者に伝わっていることだろう。

 ドラマに詳しいライターの西森路代氏は、三浦さんが『カネ恋』で演じる猿渡慶太というキャラクターをこのように解説する。

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