芸能

キングオブコント3位、空気階段は「ピース以来の文学系」

活躍の場を広げる2人(事務所ホームページより)

 コント日本一を決めるお笑いの賞レース『キングオブコント2020』で、第3位を獲得したお笑いコンビ・空気階段に注目が集まっている。“第七世代”の台頭など群雄割拠する昨今のお笑い界で、彼らはどんな魅力を発揮しているのだろうか。

 鈴木もぐらと水川かたまりによって2012年に結成された空気階段は、2015年、芸歴4年目にして早くも『キングオブコント』準決勝に進出。惜しくも決勝までは進めなかったものの、同年末に東京・ヨシモト∞ホールで開催した初の単独ライブ『mosaique』はほぼ満席状態に。ファンクバンド・暗黒大陸じゃがたらの名曲「タンゴ」から幕を開けるコントの内容も各方面から絶賛された。

 2016年にはTBSラジオのお笑い番組『マイナビ Laughter Night』の「第2回チャンピオンLIVE」でグランドチャンピオンの座を獲得。これを契機に、翌2017年からは初の冠レギュラー番組『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)がスタートすることになった。彼らは同年に開催された「第3回チャンピオンLIVE」でも優勝しており、番組初の2連覇を果たしている。

 お笑いコンビとして活躍する一方、空気階段の二人はしばしばテレビドラマや映画に出演してきたことでも知られている。昨年秋に放送された人気ドラマ『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)では、第5話にゲストとしてコンビ揃って登場。生放送のラジオ番組を担当していた“伝説のコント師”という、実際の彼らの活動と重なる役どころを見事に演じ切って反響を呼んだ。

『キングオブコント2020』では優勝こそ逃したものの、その実力を評価する声も寄せられている。お笑いコンビ・爆笑問題の太田光は、9月27日にTBSラジオで放送された『爆笑問題の日曜サンデー』で「大健闘じゃないですか? 日本のお笑いのなかで頂点の3位だからね。すごいことだよ。上手かったよ」と称賛した。

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン