国内

創価学会の婚活サイト 男性は月会費9960円で女性は割安

創価学会員同士の出会いをサポートすると謳う「ヒューマンズネット」(同サイトより)

創価学会員同士の出会いをサポートすると謳う「ヒューマンズネット」(同サイトより)

「厚い信仰心を持つ」と報じられた人気女優の電撃婚によって、「宗教と結婚」のしきたりに注目が集まっている。創価学会員たちの結婚事情について、雑誌『宗教問題』の編集長・小川寛大氏がレポートする。

 * * *
 石原さとみ(33)が、イケメン俳優でも青年実業家でもなく、“一般男性”との結婚を決めた──。10月1日の突然の結婚発表で祝福ムードに包まれるなか、世間の関心はもうひとつのことに向いていた。芸能関係者が話す。

「創価高校出身の石原については、熱心な学会員であることが一部報道で伝えられています。そうしたことから、結婚と信仰の結びつきについても注目が集まっています」

 公称会員827万世帯の創価学会(本部=東京都新宿区、原田稔会長)といえば、学会員同士の結束の固さがよく知られているが、結婚に関しても独特な事情があるという。古参学会員が語る。

「学会員が結婚する場合は、お相手はもともと学会員であるか、少なくとも創価学会の考え方についてある程度の理解がある方のほうがスムーズに話が進むという実感があります」

 学会員が結婚する場合、全国各地の教団施設で結婚式を挙げることができる。創価学会広報室によると、結婚式には「仏前式」と「人前式」の方式があるという。このうち仏前式は「御本尊に向かい読経(法華経方便品、自我偈)、唱題(南無妙法蓮華経の題目)し、結婚の奉告と一家和楽、両家の繁栄を祈願」するという流れで執り行なわれる。

「最近では熱心な会員でない限り、会館で挙式する例は減っています。独特の宗教色があるため、学会員ではない友人や同僚を招待しにくいという声もある。結婚相手が学会員でなければなおさらでしょう。その点、学会員同士の結婚は両家の“共通認識”があるため話を進めやすい」(前出の古参学会員)

 そうした事情も影響しているのか、学会員同士の「婚活サイト」も存在する。〈SGI・創価学会メンバーの人達の出会いの為のサイトです〉と謳う「ヒューマンズネット」は、ネット経由でのマッチングサービスや、ホテルなどを会場にした出会いパーティーを開催しているという。

関連記事

トピックス

林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
「パー子さんがいきなりドアをドンドンと…」“命からがら逃げてきた”林家ペー&パー子夫妻の隣人が明かす“緊迫の火災現場”「パー子さんはペーさんと救急車で運ばれた」
NEWSポストセブン
豊昇龍
5連勝した豊昇龍の横綱土俵入りに異変 三つ揃いの化粧まわしで太刀持ち・平戸海だけ揃っていなかった 「ゲン担ぎの世界だけにその日の結果が心配だった」と関係者
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
NEWSポストセブン