「都内のリハーサルスタジオで、5人一緒に何度も集まっていました。長いときには8時間近くもいたことがあった。そのときもライブの打ち合わせをするだけでなく、客席を何席空ければ大丈夫なのか、何人観客を入れられるのかをたびたび話し合っていたそうです」(前出・音楽業界関係者)
そうした時期を経て9月に発表されたのが、オンライン配信だった。最後まで検討していた観客については、状況を鑑みて無観客となった。
リハーサルと収録は合わせて5日間
その配信ライブの収録は10月21日から極秘裏に行われた。
「現地でのリハーサルが始まったのは21日の早朝からで、機材の搬入はその1週間ほど前からでした。大型のトラックが何台も出たり入ったりしていました。嵐のプロデューサーでもある松本潤さん(37才)は、その前から何度も足を運んで、ステージの雰囲気や機材の配置を確認していたそうです。
そうして迎えた21日には、演出やカメラワークの確認が行われました。その日から多くの警備員が各所に配置され、中が見えないように競技場のあちこちが黒い幕で覆われました」(芸能関係者)
翌22日、収録本番がスタート。それは長時間に及んだ。
「配信されたライブは、ファンクラブ会員しか見られないPART1と、一般視聴者も見られるPART2で構成され、22日はPART1を収録したものとみられます。生配信ではないので、ときおりメンバー自身が映像をチェックし、納得がいかなければ歌い直すなど、かなりクオリティーにこだわっていたようです」(前出・音楽業界関係者)
翌23日は再びリハーサルが行われた。
「24日収録分のリハーサルでした。彼らは収録ごとに毎回リハーサルを行い、入念な準備を行っていました。しかし、翌日、予期せぬハプニングが起きてしまって……」(前出・音楽業界関係者)