医師も毎日食べているという3つの「スーパーフード」とは?

納豆に砂糖をかける人もいる

〈その5〉新潟県や北海道などでは納豆に砂糖をかける。新潟の人がほかの地域で、納豆を食べるときに「砂糖ください」と言う場合は、ある程度の覚悟が必要。ほかの地域の人が新潟に行って、納豆に砂糖をかけている光景を見てもけっして引いてはいけない。

〈その6〉中部地方では冷やし中華にマヨネーズがついてくるのは当たり前。西日本では天ぷらやカレーにソースをかけるのが常識。東日本ではトマトに砂糖をかけるのは珍しいことではない。うっかり「ウゲッ」という顔をしたら、高い確率でケンカになる。

〈その7〉関東で「ねこまんま」と言えば、ご飯に鰹節をのせて醤油をかけたもの。関西の「ねこまんま」は、ご飯に味噌汁をかけたもの。関東の人と関西の人とで「ねこまんま、おいしいよね」と話が弾んでも、たぶんそれぞれ別の食べ物を思い浮かべている。

 もちろん「例外」や「個人差」は山ほどあるので、大らかな気持ちで受け止めてください。ほかにも、肉じゃがに入れる肉は豚か牛か、すき焼きはどう作るか、うどんのコシはどうあるべきか……などなど、食べ物の“常識”は地域によってさまざま。雑煮や味噌のことを言い出したら、話が際限なく広がって収集がつかなくなるでしょう。

 大げさな言い方をすると、自分の常識を揺さぶられる状況に遭遇したときにこそ、人としての器の大きさが問われます。固定観念に縛られて「こんなのは邪道だ!」「俺は認めない!」と反発するか、それぞれの地域の文化に敬意を表しつつ違いを楽しむか。どちらの生き方を選ぶのも自由ですけど、違いを積極的に楽しんだほうが“お得”が多い気がします。いろんな食べ物や食習慣から、たくさんの栄養を摂取しましょう。

関連記事

トピックス

2025年11月には初めての外国公式訪問でラオスに足を運ばれた(JMPA)
《2026年大予測》国内外から高まる「愛子天皇待望論」、女系天皇反対派の急先鋒だった高市首相も実現に向けて「含み」
女性セブン
夫によるサイバーストーキング行為に支配されていた生活を送っていたミカ・ミラーさん(遺族による追悼サイトより)
〈30歳の妻の何も着ていない写真をバラ撒き…〉46歳牧師が「妻へのストーキング行為」で立件 逃げ場のない監視生活の絶望、夫は起訴され裁判へ【米サウスカロライナ】
NEWSポストセブン
東条英機・陸軍大将(時事通信フォト)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最低の軍人」ランキング ワースト1位はインパール作戦を強行した牟田口廉也・陸軍中将 東条英機・陸軍大将が2位に
週刊ポスト
昭和館を訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年12月21日、撮影/JMPA)
天皇ご一家が戦後80年写真展へ 哀悼のお気持ちが伝わるグレーのリンクコーデ 愛子さまのジャケット着回しに「参考になる」の声も
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
《ジャンボ尾崎さん死去》伝説の“習志野ホワイトハウス豪邸”にランボルギーニ、名刀18振り、“ゴルフ界のスター”が貫いた規格外の美学
NEWSポストセブン
西東京の「親子4人死亡事件」に新展開が──(時事通信フォト)
《西東京市・親子4人心中》「奥さんは茶髪っぽい方で、美人なお母さん」「12月から配達が止まっていた」母親名義マンションのクローゼットから別の遺体……ナゾ深まる“だんらん家族”を襲った悲劇
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
12月中旬にSNSで拡散された、秋篠宮さまのお姿を捉えた動画が波紋を広げている(時事通信フォト)
〈タバコに似ているとの声〉宮内庁が加湿器と回答したのに…秋篠宮さま“車内モクモク”騒動に相次ぐ指摘 ご一家で「体調不良」続いて“厳重な対策”か
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト
死体遺棄・損壊の容疑がかかっている小原麗容疑者(店舗ホームページより。現在は削除済み)
「人形かと思ったら赤ちゃんだった」地雷系メイクの“嬢” 小原麗容疑者が乳児遺体を切断し冷凍庫へ…6か月以上も犯行がバレなかったわけ 《錦糸町・乳児遺棄事件》
NEWSポストセブン
ネックレスを着けた大谷がハワイの不動産関係者の投稿に(共同通信)
《ハワイでネックレスを合わせて》大谷翔平の“垢抜け”は「真美子さんとの出会い」以降に…オフシーズンに目撃された「さりげないオシャレ」
NEWSポストセブン