チェキで自撮りされる眞子さまと佳子さま(10月6日。東京・港区 写真/宮内庁提供)
「実は昨年末頃からすでに、Xさんは“もう返してもらわなくていい”という気持ちになっていました。それまでXさんは小室家側に対して、貸した金額と日時が明記された通帳や日記などを手に話し合いに臨んでいました。ですが、いくら伝えても “期日が違う”“内容が違う”と指摘されるばかり。一向に話し合いは進まず、Xさんは精魂尽き果て、次第に小室家からの返金を諦めるようになっていったのです」
それでも最近まで交渉が続いていたのには理由がある。
「交渉を終わらせたいなら『金銭問題を解決済み』とXさんから世間にアナウンスすることを、小室家側は求めました。Xさんは、それだけはどうしても納得できなかった」(前出・Xさんの代理人)
実際、Xさん側にそんなことをする義理はないし、執拗に求められる筋合いもない。しかし、ある人の言葉がXさんの心を動かしたという。11月13日に発表された眞子さまの「お気持ち」だ。
「Xさんは眞子さまの文書を読んで思うところがあったようです。かつて実の息子のように感じた圭くんと眞子さまの結婚を、自分が邪魔をしている──そう感じたXさんは交渉を終わらせようと踏み切ったそうです」(前出・Xさんの代理人)
Xさんは返金を求めることはない。つまり、もう小室家は借金を返す必要はない──そうしてついに、公然と小室家の借金は“踏み倒された”。もし、眞子さまとの婚約がなければ、そんな状況は起こり得なかっただろう。眞子さまの「お気持ち」は、図らずも小室家の借金を帳消しにする“援護射撃”となった。
「金銭トラブルの当事者である小室さん母子はまったく動かず、“眞子さまをトラブル解決に当たらせた”も同然ではないですか。結果的に眞子さまと秋篠宮さまは他家の借金問題に巻き込まれたことになってしまった」と、別の宮内庁関係者は無念さを滲ませる。
秋篠宮さまはいまもおふたりに「見える形」での「相応の対応」を求められている。
「眞子さまと小室さんが並んで結婚について説明する会見を開くしか、秋篠宮さまが納得される道はないでしょう。眞子さまにとっては、巻き込まれたものであり、本来はする必要のない“捨て身”の会見です。
一方で、自分の家の金銭問題の釈明に、眞子さまを同席させられるのは、小室さんには願ったり叶ったりでしょう。場合によっては涙が流れるような厳しい会見になるかもしれない。結婚までの道のりは、まだ波乱が続きます」(前出・別の宮内庁関係者)
※女性セブン2020年12月17日号