一方、勝村さんにも、長瀬がいなければいまの自分はいないとの思いがある。
「勝村さんは以前、格闘家として活動していたのですが、実力はあるのになかなかタイトルに恵まれなかったんです。そんななか、2010年に開催されたチャンピオンをかけた試合に、長瀬さんが応援に駆け付けた。そのとき、試合前の勝村さんに“頑張って”ではなく、“勝たなくていいよ”と声をかけたんです。この一言で力が抜けた勝村さんは、チャンピオンの座を勝ち取ったんです」(勝村さんの知人)
信頼関係がなければ生まれない、応援の言葉。その関係性は、同作のドラマにも生かされている。
「勝村さんは、今回が俳優初挑戦です。長瀬さんは俳優の先輩として、勝村さんをサポートしています。反対にプロレスに関しては、勝村さんが長瀬さんに“演技指導”しているようです」(前出・テレビ局関係者)
“奇跡の共演”も見どころだ。
※女性セブン2021年1月1日号