映画『サイレント・トーキョー』の全国公開2日前となる12月2日、渋谷ストリームにて「『サイレント・トーキョー』公開直前渋谷ジャックイベント」が開催。出演者の佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、波多野貴文監督が出席した。
『アンフェア』シリーズなどの作者である作家・劇作家の秦建日子氏の小説『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』を実写映画化した本作。ドラマ『SP』シリーズを手掛けた波多野氏が監督を務めた。
クリスマス・イブに発生したテロ事件に巻き込まれる人々を本作には、渋谷駅前のスクランブル交差点が登場。栃木県足利市で巨大なセットを組み、渋谷の街を再現して撮影されたという。
“渋谷ジャックイベント”では、キャスト陣が2階建てバスに乗り、渋谷のセンター街などを走行。まさに渋谷ジャックとなった。
渋谷の街について佐藤は「新鮮だった」とコメント。さらに「不思議なもんで遠足気分になれる」「東京を違った角度で見られた」とも話しており、充実した時間を過ごしたようだ。
一方の石田は、「刻一刻と変わっていく渋谷の今を、この(2階建てバスの)高さから見られるのは楽しかったです」と話していた。また、キャスト陣の“若者グループ”と“そうでないグループ”とで、「パンテオンを知ってるとか、知らないとかで対立しました」と、車上の楽しい雰囲気を明かした。
撮影/浅野剛