前回10区で区間新を出した嶋津(左)が今季の創価大の主力となる(時事)
いずれにしても今回の箱根は混戦と見られており、10人のランナーが大きなミスなくつないだチームが上位に浮上するだろう。榎木和貴・監督は前回大会の直後、次の目標を「3位以内」と明言している。それは、前回は一部の区間でミスがあったと考えているからで、チーム全体の底上げができている今回は台風の目になることを狙っている。
創価大が優勝争いに加われば歴史に残る番狂わせと言えるが、混戦となれば、それ以外のチームにも上位争いの可能性が出てくる。スポーツ紙デスクはダークホースについてこう見ている。
「中心となる選手に若い新戦力も加わった早稲田大はおもしろい存在。ただし、コロナの影響で寮が閉鎖され、夏合宿も中止になったことで練習量が課題でしょう。その他では、新・山の神候補の宮下隼人君が予想通り5区に起用された東洋大、予選会上位の順天堂大、中央大あたりも上位に食い込んでくる可能性がありますね」
沿道の声援こそ減る見込みだが、旅行自粛で史上最高の視聴率か予測されている今回の箱根は、歴史に残るデッドヒートになるかもしれない。
