『やぶれかぶれ青春記・大阪万博奮闘記』(新潮文庫、693円)
前半は、旧制神戸一中から旧制三高時代を振り返る瑞々しい青春記。後半には、1970年の大阪万博の舞台裏を赤裸々に語るエッセイ2編を収録。「“お国のため”に働くなんて、もうまっぴら」と広言するSF作家が、いったいなぜ、どんなふうに万博に協力したのか。ヴィヴィッドな書きっぷりは、半世紀後のいま読んでも無類に面白い。
写真/小松氏のアルバムよりお借りしました
※週刊ポスト2021年2月5日号
『やぶれかぶれ青春記・大阪万博奮闘記』(新潮文庫、693円)
前半は、旧制神戸一中から旧制三高時代を振り返る瑞々しい青春記。後半には、1970年の大阪万博の舞台裏を赤裸々に語るエッセイ2編を収録。「“お国のため”に働くなんて、もうまっぴら」と広言するSF作家が、いったいなぜ、どんなふうに万博に協力したのか。ヴィヴィッドな書きっぷりは、半世紀後のいま読んでも無類に面白い。
写真/小松氏のアルバムよりお借りしました
※週刊ポスト2021年2月5日号