――意識不明の間、サンドウィッチマン・伊達みきおさんが連日メールで奥様を励ましていたそうですね。
ハチミツ:オレと伊達ちゃんが仲がいいことをうちの相方は知っているので、オレが入院したと連絡してくれたんです。治療の情報は病院からうちの奥さんにしか届かないから、オレを心配して伊達ちゃんが奥さんに連絡をしていたみたいで。それに「大丈夫だよ」と励ましのメールを奥さんにしてくれていた。初舞台の時から3、4年間、毎月1回はサンドウィッチマンと同じ舞台に立っていて、その頃からの付き合いなんです。目が覚めたらオレのスマホにも、伊達ちゃんからいっぱいメールがきてました。本当にありがたかったですね。
――感染源はわからず?
ハチミツ:オレは3年前に急性心不全も肺炎もやっているから、コロナになったら重症化すると主治医に言われていたので、コロナ対策はしっかりやっていました。感染したのは発熱からだいたい5日前というのが保健所の見解です。でも、そのあたりは一歩も外に出ていない。それより前だとしても、コロナ禍になってから移動はバイクか車かタクシーで、1回しか電車に乗っていません。帰りに食事に行くこともありませんでした。もし可能性があるとしたら、コンビニやスーパーにちょっと寄ったこと。無理矢理探すとしても、それくらいしか思いつかない。
そこまで注意しても、かかるときにはかかるんです。全員、目の前にコロナはあると思って気をつけたほうがいい。1回目の緊急事態宣言が終わってもステイホームをしていた自分がかかってしまったということは、本当に誰がかかってもおかしくないんです。
――ワクチンは接種しますか?
ハチミツ:退院後のPCR検査で、しっかりした抗体ができている、コロナを跳ね返すという結果が出たのですが、変異株についてはどうなるかわからないと言われました。だから打とうとは思いますが、ワクチンは全員が打たないと意味がないと思います。半分の人しか打たないと、半分の効果しかないと思います。
――コロナにかかったハチミツさんからみて、政府のコロナ対策をどう評価する?