芸能

フジ永島優美アナ、新番組への思い「芯のある意見を持ちたい」

フジ永島優美がキャスターとして心掛けることは?

フジ永島優美がキャスターとして心掛けることは?

「あいうえお、いうえおあ」。永島優美アナウンサーの1日は早朝の発声練習から始まる。メインキャスターを務める朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)で「元気に朝を迎えられるような明るい声を届けたい」と、朝一番に喉を温め、調子を整えている。

「私が小学生だった20年前、小島奈津子さんがメインキャスターの時代からずっと、朝は『めざましテレビ』を見ていて、放送を見れば楽しく元気に1日が始められました。私も、見てくださる皆さんに元気な朝を届けたい。

 中でも大切にしているのが、番組最後の『今日もよい1日をお過ごしください』というメッセージ。季節や天気、世の中の状況などで声色も微妙に変わりますし、台本の文字を“読む”のではなく、画面に映し出されるその日の空を見ながら、家族を送り出す気持ちで声をかけています」

 たったひと言だからこそ毎朝、新鮮な気持ちで伝える──。そう心がけて務めてきた『めざましテレビ』を離れ、春からは新ニュース情報番組『めざまし8』のメインキャスターに。『めざましテレビ』で扱ったニュースを深掘りし、独自の生活情報を伝える。

「30歳を迎える節目の年に、新たな挑戦の場へ。キャスターとして更に成長しなければと気を引き締めています。入社以来、私を育ててくれた番組を離れる寂しさもありますが、『めざましテレビ』卒業までの日々をより丁寧に過ごし、笑顔で駆け抜けたいです。

 これからは日々のニュースと向き合い、深く考える時間が増えると思います。世の中の様々な声をしっかり聞きながら大人の女性として芯のある意見を持ち、時には自分の感情を声にのせることも意識していきたいです」

【プロフィール】
永島優美(ながしま・ゆうみ)/1991年11月23日生まれ、兵庫県出身。関西学院大学卒業。2014年にフジテレビ入社。入社1年目より『めざましテレビ』情報キャスター、2016年よりメインキャスターを務める。現在の担当は『めざましテレビ』『ジャンクSPORTS』。3月29日からは新ニュース情報番組『めざまし8』(朝8時~)のメインキャスターに。

ヘア&メイク/エノモトマサノリ スタイリスト/設楽和代
撮影/熊谷貫 取材・文/渡部美也

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《スイートルームを指差して…》大谷翔平がホームラン後に見せた“真美子さんポーズ”「妻が見に来てるんだ」周囲に明かす“等身大でいられる関係”
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《「策士」との評価も》“ラブホ通いすぎ”小川晶・前橋市長がXのコメント欄を開放 続投するプラス材料に?本当の狙いとは
NEWSポストセブン
女性初の首相として新任会見に臨んだ高市氏(2025年10月写真撮影:小川裕夫)
《維新の消滅確率は90%?》高市早苗内閣発足、保守の受け皿として支持集めた政党は生き残れるのか? 存在意義が問われる維新の会や参政党
NEWSポストセブン
2021年ドラ1右腕・森木大智
《悔しいし、情けないし…》高卒4年目で戦力外通告の元阪神ドラ1右腕 育成降格でかけられた「藤川球児監督からの言葉」とは
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月25日、撮影/JMPA)
《すぐに売り切れ》佳子さま、6万9300円のミントグリーンのワンピースに信楽焼イヤリングを合わせてさわやかなコーデ スカーフを背中で結ばれ、ガーリーに
NEWSポストセブン
注目される次のキャリア(写真/共同通信社)
田久保真紀・伊東市長、次なるキャリアはまさかの「国政進出」か…メガソーラー反対の“広告塔”になる可能性
週刊ポスト
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
《安倍晋三元首相銃撃事件・初公判》「犯人の知的レベルの高さ」を鈴木エイト氏が証言、ポイントは「親族への尋問」…山上徹也被告の弁護側は「統一教会のせいで一家崩壊」主張の見通し
NEWSポストセブン
この笑顔はいつまで続くのか(左から吉村洋文氏、高市早苗・首相、藤田文武氏)
自民・維新連立の時限爆弾となる「橋下徹氏の鶴の一声」 高市首相とは過去に確執、維新党内では「橋下氏の影響下から独立すべき」との意見も
週刊ポスト
新恋人のA氏と腕を組み歩く姿
《そういう男性が集まりやすいのか…》安達祐実と新恋人・NHK敏腕Pの手つなぎアツアツデートに見えた「Tシャツがつなぐ元夫との奇妙な縁」
週刊ポスト
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン
35万人以上のフォロワーを誇る人気インフルエンサーだった(本人インスタグラムより)
《クリスマスにマリファナキットを配布》フォロワー35万ビキニ美女インフルエンサー(23)は麻薬密売の「首謀者」だった、逃亡の末に友人宅で逮捕
NEWSポストセブン