「市場は気性の荒い人も多い。モタモタしたり、ターレ(運搬車)の運転でヘマすると、雇用主だけじゃなく他店の人からも罵倒される。仕入れた魚を保管する巨大な冷凍庫の中なんかはマイナス40℃以下。分厚いジャンパーを着て耳当てをつけても、数分で凍える環境だよ。水を扱うから、この季節は慣れるまで手がしもやけになることもある。それでいて給料は深夜から昼前までぶっ通しで働いて、日給1万円というところがほとんどだから続けるのは厳しいね」(前出・豊洲市場関係者)
厳しい環境下で2か月出勤しているという渡部だが、一方で家事や育児に協力することで妻との夫婦仲を回復させているという。
「スキャンダル直後、保育園の親御さんのなかには渡部家と距離を置く人もいました。でも渡部さんは真っ正面から保護者たちにしっかりと謝罪して、信頼関係を取り戻す努力をした。最近では以前のように交流しています。さすがのコミュ力です。堂々としていて隠れるようなこともないですね」(渡部の知人)
冒頭、本誌・女性セブンの記者が渡部に「豊洲での仕事」について話を聞こうと声をかけると、平身低頭「すいません!」と繰り返し足早にその場を去ってしまった。
「豊洲で仕事中というと、『豊洲のトイレは大丈夫か』なんて冷やかされることを避けているのもあるかもしれません。味を知る男、渡部さんですから飲食業にかかわる仕事などから声をかけられているそうです。まさにさまざまなプランも進行中だからこそ、いまは話せないということもあるのかも」(前出・渡部の知人)
渡部が選び抜いた(?)ウニを食べたい。
※女性セブン2021年3月11日号