この会見によって小室への同情論が巻き起こったが、不貞行為をした側が擁護されるという不思議な現象は長続きしなかった。
同年7月、今度はKEIKOの親族が『週刊文春』の取材に答えた。小室の会見は嘘ばかりで、KEIKOのプライバシーを悪し様に語ることで「論点をすり替えた」と主張したのだ。
「そこから、小室さんがKEIKOさんに生活費を渡していなかったことや、KEIKOさんの実家に多額の借金があったことなどまで明るみになり、その後、離婚調停に発展したのです。離婚成立まで長引いたのは、金銭関係の話し合いがこじれていたためでしょう。
結局、小室さんの涙の会見は何だったのか? 夫婦間のことは他人には分からないことも多いのでしょうが、小室さんがKEIKOさんに対し、誠意ある対応をしていなかったような印象を受けましたね」(芸能記者)
不倫報道から3年。これで夫婦は正式に別々の道を歩むこととなる。